こーちくおきば

今までに使ったダブルバトルの構築などを置いておく所です Twitter:@MAGMA0803

【パルデアダブル】リキキリンコータススイッチトリル

 

先日開催されたDEXオフで使用した構築の簡単な解説になります。

当日は予選7-3、ベスト32位と特段胸を張れるような結果ではありませんでした。

しかし、トリックルームを決めてテラスタルで高火力のタイプ一致全体技を押し付けるというわかりやすいコンセプトには仕上がったかなと思います。

これからダブルバトルをこれから始める方やこの構築を使ってみたいという方の参考になれば幸いです。

 

【構築経緯】

環境初期はトリックルームパーティのようなやりたいことを押し付けるパーティが強いと思い主軸にすることにした。

中でも剣盾環境の初期に強かったバタフリー+トリル要員のような構築を目指したため、全く同じ動きができるビビヨン+トリル要員を構築のスタートとした。

新特性のテイルアーマーにより猫騙しなどの先制技による妨害を防いでくれるため、トリル要員としてリキキリンを採用した。ビビヨンに飛んでくる猫騙しを一緒に防いでくれるのも安定感に一役買ってくれた。またパオジアンの不意打ちやカイリューのノーマルテラスタル神速など強力な先制技を防げるようになったのも嬉しい誤算だった。

持ち物は初手モロバレルのキノコの胞子を使われただけでトリルを妨害されてしまう可能性があるためリキキリンに防塵ゴーグルを採用した。

トリルアタッカーは強力な全体技を覚え、テラスタルと特性によって火力を底上げできるコータスを採用した。

もう1体はコータスの苦手な水タイプに弱点をつける強力な新アタッカーのテツノカイナを採用した。

残り2体は2体目のトリル要員になれるドータクンや地面技を透かしつつ威嚇でサポートできるギャラドスなどをカジュアルマッチで試した。

しかし、トリル要員はリキキリンで事足りる点や水技がコータスの特性と相性が悪いなどの問題点が浮上してきた。

最終的にはコータスと相性のいいハバタクカミとイーユイを採用した。特にハバタクカミは素早さが高く、置き土産で自主退場しながらリキキリンの耐久を上げることができる。

結果的に最初に目指していたガチトリルではなくスイッチトリル構築となったが、相手によって選出を柔軟に変えることができるようになった。

 

努力値配分】

リキキリン

H252 B252 D4 呑気(最遅)

ハバタクカミ

H4 C252 S252 臆病

コータス

H252 B4 C252 冷静(最遅)

テツノカイナ

H252 A252 B4 勇敢(最遅)

ビビヨン

B4 C252 S252 臆病

イーユイ

H4 C252 S252 臆病

 

【選出パターン】

パターン1

先発:リキキリン+ビビヨンorハバタクカミ

後発:コータス+テツノカイナorハバタクカミorイーユイ

ガチトリル展開。ビビヨンの怒りの粉や眠り粉、ハバタクカミの置き土産でサポートし、リキキリンのトリルを確実に通す。ビビヨンかハバタクカミが倒れたところにコータスを出し、手助け眼鏡テラスタル炎噴火で全て焼き払う。これが決まると光の壁+炎半減でもない限り相手は受け切ることがほぼ不可能となる。

また、トリルが切れた場合でもテツノカイナの猫騙しで2回目のトリルを決めに行く。後発をテツノカイナではなく、ハバタクカミやイーユイにすることで2回目のトリルは貼らずに最後は全体技で削り切る場合もある。

 

パターン2

先発:ハバタクカミ+イーユイ

後発:リキキリン+コータスorテツノカイナ

スイッチトリル展開。ハバタクカミとイーユイの全体技で相手を雑に削りつつ、どちらか先に倒れた方にリキキリンを出してトリルを展開。残りをコータスやテツノカイナで相手を削り切る。

ハバタクカミをコータスに交代し、イーユイのオーバーヒートで1体無理矢理落とす選択肢もある。

 

パターン3

先発:ハバタクカミ+ビビヨン

後発:イーユイ+@1

非トリル展開。相手がガチトリルの場合やシャリタツヘイラッシャのようなコンボパーティに対して選出する。ビビヨンの眠り粉でトリル要員などを妨害し、ダメージレースや数的有利を取っていく。

@1はトリルが貼られた場合を考えコータスやテツノカイナ、カイリューハッサムなどの先制技持ちが多い場合はリキキリンといった形で選出をする。

 

 

【終わりに】

以上がパーティの簡単な解説でした。

トリックルームさえ決まってしまえば、イージーウィンできる構築となっています。

12月からランクバトルも始まるので、是非この構築で遊んでみてください。

 

【ダブル】【シーズン8/最終86位】ヨロイ島式積みバンドリ

シーズン8お疲れ様でした。

今シーズン最終2桁に到達できたので、構築記事として残しておくことにしました。

 

今回使ったのは以下6体です。

 

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【構築経緯】

シーズン序盤にドラパセキタンザンやイエッサンブリムオンなど色々構築試したのですが、安定して勝つことができませんでした。

その中でバンドリを試したところ2匹のパワーが高く、勝てる場合が多かったため今シーズンはバンドリを使うことに決めました。

また同時期にガオガエンでサイクルを回して弱体化させ、後発の自信過剰ギャラドスで後発捲っていく構築を拝見したため、それを組み合わせることにしました。

 

 

【個別解説】

バンギラス

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技:岩雪崩/鬱憤晴らし/馬鹿力/守る

持ち物:弱点保険

特性:砂起こし

性格:陽気

努力値:H204 A52 S252

実数値:201-161-130-×-120-124

 

調整

S・・・臆病最速ラプラス抜き

 

サブアタッカー兼天候始動役。

最速ラプラスを抜くため、陽気最速としました。A2段階上昇したダイロックで、相手のラプラスを1撃で落としたりします。耐久に振っていないラプラスなら後ろから威嚇を投げられても地震+A1段階上昇ダイロックで落とせます。

弱点保険はドリュウズ地震で巻き込んで発動させたりします。ある程度耐久が欲しかったため、Hを重点的に振って残りをAに振りました。

元々の火力が低いので馬鹿力や守るの枠を竜の舞に変更するのもアリだと思います。ただ、馬鹿力はポリゴンZを大きく削れたり、守るも便利な場面が多いので一長一短だと思います。

 

ドリュウズ

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技:地震/アイアンヘッド/岩雪崩/剣の舞

持ち物:気合いの襷

特性:砂かき

性格:陽気

努力値:A252 B4 S252

実数値:185-187-81-×-85-154

 

ダイマックスエースその1。

地面技が10万馬力ではなく地震の理由はバンギラスの弱点保険を能動的に発動させるためです。

また、守るを不採用にして剣の舞の採用の理由はトゲキッスモロバレルで技を引き寄せられるためです。威嚇を帳消にできるのは強力でした。

とはいえやはり耐久面が多少不安ではあるので持ち物を気合いの襷にして1撃で倒れないようにしています。

 

ギャラドス

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技:滝登り/飛び跳ねる/パワーウィップ/竜の舞

持ち物:ラムの実

特性:自信過剰

性格:陽気

努力値:H4 A252 S252

実数値:171-177-99-×-120-146

 

ダイマックスエースその2でゴリランダーやエースバーンに強いのが魅力的でした。

守るを不採用にし、竜の舞の採用の理由はドリュウズと同様に技を引き寄せるポケモンが多い点、威嚇を帳消しにできる点です。

ラムの実は安全に積み技を使うために採用しました。嫉妬の炎などケアに役立ちました。状態異常になってもゴリ押し切れるという自信があるなら命の珠でもいいと思います。

 

トゲキッス

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技:エアスラッシュ/マジカルシャイン/この指止まれ/守る

持ち物:ピントレンズ

特性:強運

性格:控えめ

努力値:H244 B76 C76 D4 S108

実数値:191-×-125-165-136-114

 

調整

C・・・11n

D・・・控えめC252フシギバナの命の珠ダイアシッドを最高乱数以外耐え

S・・・準速バンギラス抜き

 

積みアタッカーのサポート役兼サブアタッカーです。この指で相手の技を吸いながらガオガエンでサイクルしたり、積みアタッカーを安全に動かします。

素早さは相手のトゲキッスに抜かれることが多々あったので、準速バンギラス抜きまで振りました。

持ち物はダイマックス技圏内まで削りを入れるためにピントレンズしています。生き残ればガオガエンのサイクルやアタッカーのサポートができるのでピンチベリーもアリだと思います。

 

ガオガエン

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技:嫉妬の炎/バークアウト/捨て台詞/猫騙

持ち物:ウイの実

特性:威嚇

性格:図太い

努力値:H244 B76 C4 D140 S44

実数値:201-×-132-101-128-86

 

調整

B・・・11n

 

サポート役です。デバフをかけながらサイクルを回し、積みアタッカーに繋げます。

ガオガエンミラーになった時、上から猫を撃ちたいため、素早さは多めに振りました。

嫉妬の炎は使いどころが難しいですが、成功すれば物理アタッカーを機能停止に追い込めます。主にエースバーンや叩きパに対して使う場面が多いです。

持ち物は耐久を上げるためにピンチベリーにしていますが、イトケ等の半減実もアリです。また持ち物を突撃チョッキにして捨て台詞を蜻蛉返りにするのもよいですが、後ろに引きながら攻撃特攻を下げられる方が強かったため今回は捨て台詞を採用しました。

 

モロバレル

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技:花粉団子/キノコの胞子/怒りの粉/守る

持ち物:黒い鉄球

特性:再生力

性格:呑気

努力値:H236 B148 D124

実数値:219-×-119-105-116-31

 

調整

H・・・再生力の回復効率の良い3n

B・・・陽気A252ドラパルトの命の珠ダイジェット耐え

 

積みアタッカーのサポート兼トリックルーム対策です。

トゲキッスと同様に粉で相手の技を吸いながらガオガエンでサイクルしたり積みアタッカーを安全に動かします。

耐久はBを陽気ドラパルトの命の珠ダイジェット耐えまで振り、余りをDに振っています。

持ち物はトリックルーム下でコータスサマヨールの上からキノコの胞子を撃つため黒い鉄球にしました。バコウ等の半減実を持たせて行動保証してもいいと思います。

 

 

【選出・立ち回り】

  • 基本選出

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後発:f:id:nounaitaka:20160408141429p:plainf:id:nounaitaka:20200731121059g:plainまたはf:id:nounaitaka:20200731121543g:plain

 

バンドリは威嚇の影響を受けやすいため、この選出が1番多いです。

トリックルームやエルフバーン、エルフジュラルドン、バンドリ、叩きパ等幅広くこの選出で対応できます。

立ち回りとしてはトゲキッスが守る+ガオガエンが捨て台詞で後ろのモロバレルに交代、次のターンはトゲキッスガオガエンに交代もしくはこの指+キノコの胞子、バレル守ってトゲキッスガオガエンに交代…などで相手の技を受け流します。

相手のダイマックスが切れたり、有効打がなくなった時点でドリュウズギャラドス等の積みアタッカーに交代し、この指または怒りの粉+積み技で全抜きを狙います。

相手のパーティに電気技を使ってくるポケモンがいるかどうかで、ドリュウズギャラドスの選出を決めます。

 

対バナコー

先発:f:id:nounaitaka:20200731121112g:plainf:id:nounaitaka:20200731121250g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20181231193955p:plainf:id:nounaitaka:20200731121543g:plain

 

フシギバナをいかに早く処理できるかが分かれ目になると思います。

基本的に控えめ珠ヘドロ爆弾やダイアシッドを耐えるので、フシギバナの前でトゲキッスを1回動かす余裕はあります。

相手のパーティにバンギラスがいるかどうかにもよりますが、トゲキッスダイマックスを切るのもありです。バンギラスがいる場合はダイマックスはギャラドスに切り、バンギラスで天候を取り返していく形になります。

 

対雨パ

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後発:f:id:nounaitaka:20181231193955p:plainf:id:nounaitaka:20200731121059g:plain

 

辛い相手なので、この指+キノコの胞子で相手を眠らせにいきます。ジバコイル入りの場合は初手ジバコイル+キングドラでくるのがほとんどだと思います。ダイサンダーでキノコの胞子が通らないので、怒りの粉+マジカルシャインで頑丈を無効にしつつキングドラに削りを入れていきます。

 

対キョダイラプラスポリゴンZ

先発:f:id:nounaitaka:20181231193955p:plainf:id:nounaitaka:20200731121059g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20200731121112g:plainf:id:nounaitaka:20200731121250g:plainまたはf:id:nounaitaka:20160408141429p:plain

 

先発からバンギラスもしくはドリュウズダイマックスを切って制圧していきます。この選出は威嚇の影響を受けやすいのであまりやりません。

威嚇のいないパーティに対してもこの選出をしていきます。

基本的にはドリュウズダイマックスを切ることが多いです。キュワワーラプラスポリゴンZの場合はバンギラスダイマックスを切って巻きこみ地震+ダイマックス技で相手のダイマックスを処理していきます。

 

 

【苦手な相手・弱点】

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ガオガエンをサイクルの主軸に置いている性質上、勝気や負けん気は辛いです。積み技を使って強引に突破するしかありません。

連撃ウーラオスも手助け+水流連打や雷パンチベースのダイサンダーでトゲキッスを簡単に処理されてしまう可能性があるため、苦手な部類に入ります。

また、物理アタッカーが多い構築なので、鉄壁等で防御を上げてくる相手は辛いです。特にアーマーガアは無理です。ガオガエンの嫉妬の炎しか打点にならないので諦めましょう。

 

 

【終わりに】

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

1番上の画像でレンタルパーティにもしていますので、ぜひ使ってみてください!

レンタルID:0000-0005-FRRX-B6

 

【金銀クリスタルVC】【ニンテンドウカップ2000】カビバンギダブルエース

実に2年振りの構築記事になります。

構築記事といっても現行世代の構築ではありませんが()

自己満足として残しておくことに。

 

先月、ゴールドさん主催のヒストリアカップに参加してきました。

ヒストリアカップはVC(バーチャルコンソール)のポケットモンスターを使用した対戦オフ会です。

対戦ルールは、ポケットモンスター金・銀・クリスタルを使用した2000年当時の公式ルール、ニンテンドウカップ2000です。

構築記事の紹介前に軽くニンテンドウカップ2000のルールを説明したいと思います。

現行世代のルールとは大幅に違います。

 

【ニンテンドウカップ2000公式ルール】

・参加できるポケモンミュウツー/ミュウ/ルギア/ホウオウ/セレビィを除いた

No.001〜No.251の246種類

ポケモンのレベルは50〜55。

・手持ち6匹を見せ合い3匹を選出する。だだし3匹のレベルの合計は155以下でなければならない。

・相手を自分の技で2体以上眠りにするのを禁止

 

 

レベル配分ルールにより、ポケモンの攻撃、耐久、素早さが変化します。

レベルを1つ上げれば素早さ関係が逆転したりするのがこのルールの面白いところですね。

レベル55をエースにした場合はどのポケモンメガシンカするかに近いものがあります。

 今回使用した構築が以下になります。

 f:id:nounaitaka:20181231192443g:plain   f:id:nounaitaka:20181231192544g:plain   f:id:nounaitaka:20181231192658g:plain   f:id:nounaitaka:20181231192623g:plain  f:id:nounaitaka:20181231192716g:plain   f:id:nounaitaka:20181231192800g:plain

 

【構築経緯】

金銀での対戦を体験するならレベル55カビゴンが強く、オーソドックスであると聞き、カビゴンをエースにして構築をスタートした。

過去の文献を読み漁り、カビゴンの取り巻きとして優秀なサンダーとガラガラを採用した。カビゴンを活かす上でムウマの対策は必須である。ムウマに対して強い駒としてガラガラを採用してはいるが、ガラガラは素早さが遅いのとサイクル戦となった場合に受け出しするほどの耐久がないため、もうひと押しムウマに対する強い駒が欲しかった。

そこで悪技で弱点の突けるバンギラスを採用してムウマに対する駒を増やした。

ガラガラの役割が薄れたため、第6回からはハガネールを起用した。

残りの枠は相手のカビゴン・格闘対策枠としてムウマを採用。地面が一貫してるので、水タイプを採用することに決めた。水枠はクリスタル発売前の第4回はスイクン、クリスタル発売後のうらはパルシェンと変えて出場した。

第4回は惜しくも予選落ち、うらは決勝トーナメント1回戦落ちという結果だった。

第4回とうらの反省点を踏まえ、第6回は上記の構築で挑むことにした。

 

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カビゴン:レベル55 ♂

捨て身タックル/鈍い/眠る/寝言@食べ残し

 

高耐久、高火力の金銀最強ポケモン。第4回は寝言を切って地震を採用していたが、刺さる相手が少ないため眠り状態でも動ける寝言に変更した。一撃必殺に弱いのが難点であるが、鈍いを2〜3回以上積めればまず負けなかった。2世代では寝言で眠るがでても回復できる仕様のため、耐久と火力が他のポケモンに比べて別格であった。

 

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バンギラス:レベル55

噛み砕く/爆裂パンチ/眠る/メロメロ@薄荷の実

 

この構築の地雷枠。第4回とうらはオスでメロメロの枠が岩雪崩のものを採用していた。

型の着想は第5回のヒストリアカップ決勝から。

電磁波+爆裂パンチでカビゴンが粉砕されていくのを見てメロメロでも同じことができるのではないか、バンギラスに対して物理で弱点を突くとなると必然的にオスが多くなりメロメロが刺さるのではないかと考え上記の形になった。

基本的に電磁波やリフレクターで場を整えて爆パンとメロメロを組み合わせて相手を行動不能にしていく。相手のカビゴンを許さない。絶対にだ。

カビゴンしかり回復技を搭載したエースは場持ちが良く強いので、薄荷の実+眠るを採用。薄荷を消費した後でも上記の行動不能コンボで素眠りしても無防備状態にならないようにした。ゴーストタイプに弱点を突ける点や特防2割ダウンに期待して噛み砕くを選択したが、この枠は正直岩雪崩でもいいと思う。

 

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ハガネール:レベル50 ♂

地震/毒毒/吠える/大爆発@先制の爪

 

このパーティの地面枠。第4回とうらはガラガラを採用していたが、単体では機能し辛い場面が多かったのでハガネールに変更。格闘と地面の一貫性が上がったが、耐久と耐性面がガラガラよりも断然使いやすかった。

持ち物については一考の余地がある。先制の爪が発動しても旨みのある場面が1回もなく、柔らかい砂や水玉リボンの方が便利そうな場面が多かった。

 

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ムウマ:レベル50 ♀

電磁砲/道連れ/滅びの歌/黒い眼差し@黄金の実

 

カビゴンや格闘タイプを抑えるためのゴースト枠。採用しているポケモンが地面や格闘に弱点を突かれてしまうため、ゲンガーよりもムウマを採用。黒い眼差し→滅びの歌→道連れで1-1交換を狙う。今回から後述のサンダーにリフレクターを採用したため、物理技で無理矢理突破される場面が少なかった。

 

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スイクン:レベル50 性別不明

波乗り/冷凍ビーム/眠る/寝言@光の粉

 

このパーティの水枠。相手の地面がかなり重いので、高耐久の水枠としてスイクンを採用。地面だけでなく、爆パンバンギに対しても強く出れる駒として採用した。

前回のうらでは撒菱を撒ける点からパルシェンを採用していたが、格闘の一貫性を切るのとパルシェンの強さがあまり実感できなかったため今回はスイクンにした。結果としてはスイクンに変更しても強さやメリットが感じられなかった。サンダーにリフレクターを採用したため、格闘耐性が上がった点や格闘に対しては爆発で1-1交換できるパルシェンを採用した方が強そうだった。

 

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サンダー:レベル50 性別不明

10万ボルト/ドリルくちばし/電磁波/リフレクター@奇跡の実

 

地面と格闘の一貫性を切る電気枠。ほとんどの試合で先発として投げた。カビゴンの鈍いやバンギラスのメロメロを成功させるための下準備かなり機能した。実質影のエース。

めざ氷ではなくドリルくちばしなのはナッシー等の草タイプや格闘に弱点を突くため。(めざ氷サンダーなんて持ってない…)

55ヘラクロスを一撃で倒したりかなり重宝した。

リフレクターの枠は第4回とうらでは眠るであったが、レベル50が眠って回復したところであまり強くないためリフレクターに変更。

カビゴンバンギラスのサポートだけでなく、ナッシーの爆発相殺を躱したり、ムウマの場持ちを良くするのにも有用だった。

 

【選出】

 

f:id:nounaitaka:20181231193750p:plain  +  f:id:nounaitaka:20181231193906p:plain  or  f:id:nounaitaka:20181231193955p:plain  +  f:id:nounaitaka:20181231193925p:plain  or  f:id:nounaitaka:20181231193937p:plain  or  f:id:nounaitaka:20181231193946p:plain

基本的に先発サンダーで電磁波、リフレクターを貼ってからエースのカビゴンバンギラスに繋げるのが基本戦術となる。相手のエースがサンダーやケンタロスミルタンク、スターミー、スイクン入りカビゴンならカビゴンを選出。カビゴンバンギラスの場合はバンギラスというパターンで決めている。残りの1匹はカビゴンや格闘入りならムウマ。ガラガラやハガネール等地面がいる場合はスイクンライコウやサンダーがいる場合はハガネール。という感じで選出を決めた。

 

【苦手な相手】

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ケンタロス

ゲロ重い相手のエースその1。レベル55で採用されている場合が多く、一撃必殺技を所持している可能性が高い。サンダーの電磁波を当てたいところではあるが、身代わり持ちの場合も多い。このパーティにケンタロスの上を取れるポケモンはいないため後手に回りやすく、一撃必殺が当たらないよう祈りながら立ち回るしかない。

 

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ミルタンク

ゲロ重い相手のエースその2。鈍いor影分身+爆パン所持している可能性が高いため、4倍弱点のバンギラスは当然選出できず、カビゴンで積み合戦をするしかない。リフレクターや電磁波を当てて積みサポート1回でも早く鈍いを積んで急所or技が当たることを引くことを祈るしかない。

 

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カイリキー

両エースが弱点を突かれるためゲロ重い。ムウマをカイリキーに当てることを考えるが文字を所持している場合、ムウマが火傷を引いた時点で負ける。

 

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スイクン

単体ならサンダーで弱点が突けるが、55カビゴンと組み合わせてくる場合が厄介。55カビゴンに対してはバンギラスをぶつけることを想定しているため、光の粉を所持している可能性の高いスイクンは非常に厄介てある。冷凍ビームを所持していた場合、サンダーも弱点を突かれるためサイクル戦ではまず勝てない。

 

 

【簡易対戦ログ】

予選

VSエドワードさん

55フーディン♀/55バンギラス♂/50ハピナス♀/50エアームド♂/50フシギバナ♂/50スイクン

 

♀レベル55フーディンが見えた時点でエースをバンギラスに決定。レベル50が軒並みサンダーで弱点を突けるため、サンダーとバンギラスを大事に扱いながら立ち回り、勝利。

 

VSカイソさん

55スターミー/55ミルタンク♀/50カビゴン♂/50ナッシー♂/50ガラガラ♂/50サンダー

 

スターミーミルタンクがエースのため、こちらはカビゴンに決定。相手のカビゴンとナッシー爆発相殺が怖いためサンダーでリフレクターを貼りながら立ち回る。ミルタンクカビゴンの鈍い合戦となるが、リフレクターと1ターン早く積めたことが功を奏し、捨て身タックル連打。試行回数を稼いで急所を引いてミルタンクを突破して勝利。

 

VSKGさん

55ケンタロス♂/55カビゴン♂/55サンダー/50マルマイン/50スターミー/50ハガネール

 

トリプルエースでどれが出てくるがわからないが、ケンタロスとサンダーがいるためカビゴンを選出。カビゴンが出てきた場合の鈍い合戦も想定し、サポートとしてサンダーを選出。マルマインもいたため、受けだしできるハガネールを選出。ハガネールに対してケンタロスが出てきたため、爆発でケンタロスを相殺できたため残りの50に対して鈍いを積んだカビゴンを投げて勝利。

 

VSあーみんさん

55バンギラス♂/55ヘラクロス♂/50カビゴン♂/50ガラガラ♂/50ムウマ♀/50サンダー

 

55ヘラクロスが重いが、50サンダーなら上を取れて弱点を突ける。バンギラスとガラガラがいるため選出された場合の想定としてスイクンを選出。エースは鈍いを積んでる余裕はないと判断し、バンギラスに。

ヘラクロスに対して奇襲のドリルくちばしが成功し、サンダーとカビゴンバンギラスで押さえて勝利。

 

VSりょくたんさん

55カイリキー♂/55フシギバナ♂/50ブースター♂/50サンダース♂/50カビゴン♂/50スターミー

 

カイリキーが重いが、仕方なくカビゴンでいくことに。サンダースが高速移動→バトンを決めてきたので辛かったが、サンダーを駆使して勝利。

 

VSカツノリさん

55バンギラス♂/55サンダー/50ムウマ♀/50フシギバナ♂/50カビゴン♂/50スターミー

 

9月に1回対戦しているので、こちらのネタがバレている上に前回敗北している。サンダーの電磁波を雑にばら撒いていくと相手が行動不能を連発し、そこまで苦戦せずに勝利。運に助けられた試合だった。

 

VSしもべさん

55ファイヤー/55バンギラス♂/55サンダース♂/50カビゴン♂/50ナッシー♂/50スターミー 

 

初手ナッシーでサンダーを爆発相殺されてしまった。次にカビゴン繰り出す失敗をする。(相手が50カビゴンを選出してきた場合に爆発でカビゴンが吹き飛ばされるため)しかし出てきたのがスターミーのため、カビゴンが安全に鈍いを積んで勝利。

 

なんと予選全勝。

選出は多くないが、全体的に♀バンギラスが刺さっていた。

 

決勝トーナメント1回戦

VSふぉんでゅさん

55ライコウ/55カイリキー♂/50カビゴン♂/50ナッシー♂/50ヘラクロス♂/50パルシェン

 

またカイリキーがいるが、エースを選出しないのは弱いため、仕方なくカビゴンを選出。初手サンダーとナッシー対面で前回の教訓からリフレクターから入ることに。結果的にナッシーとの相殺を防ぎ、後ろのカビゴンに対してムウマが安全に黒い眼差し→滅びの歌ができた。滅びの歌の最後ターンにムウマを引いてカイリキーとムウマ対面を作り道連れで押さえて勝利。(ただカイリキーがヨガのポーズを所持していたため、択が発生し、かなり危ない試合であった)

 

準決勝

VSゴールドさん

55カビゴン♂/55サンダー/50ハガネール♂/50ムウマ♀/50パルシェン♂/50スイクン

 

あんまり勝てた記憶がない()

第4回でもほぼ同じパーティと戦っているが、その時も負けているため勝ちたいところ。

苦手なスイクン+カビゴン構築のため仕方なくカビゴンを選出。しかし相手のカビゴンは一撃必殺を所持しているため相当構築不利である。いくら考えても不利な展開しか考えられなく、どう選出していいかがわからなくなり、ハガネール/ムウマ/カビゴンというハガネール甘めの選出をした。結果的には相手がハガネールを選出しており、死亡。カビゴンに地割れを決められ、敗北。ちなみにゴールドさんのブログの方が詳しく対戦ログが書かれている。

 

3位決定戦

VSあーみんさん(2戦目)

 55バンギラス♂/55ヘラクロス♂/50カビゴン♂/50ガラガラ♂/50ムウマ♀/50サンダー

 

【金銀VC/任天堂杯2000】第6回ヒストリア杯三位決定戦《鷹 vs あーみん》 - ニコニコ動画

 

動画が残っているので詳細は()

結果としては敗北です。

反省点としてはサンダーがリフレクターを貼った次のターンにカビゴンに電磁波を撒く余裕があったのにしなかった点。急所を引く確率を下げられたので、つくづくプレイングが甘いなと。

 

 結果4位。

 

【終わりに】

やっと2世代で結果が残せて嬉しい反面、プレイングと選出が怪しい場面もかなりあるので今後も精進します。本当は第4回でこの並びは終わらせて、新しいパーティをずっと組みたいなと考えてはいましたが、厳選のサボり癖がつき結局1年間同じパーティでした。次のヒストリアこそはもっと別のポケモンを使っていきたいと思いますが、このパーティもいくつか改良点があるのでまた同じパーティかなーと。

主催のゴールドさん、スタッフの皆さん、楽しいオフ会をありがとうございました。

【WCS2017 アローラダブル】霰レヒレツルギウインディwithカビゴン【関東グロリアベスト8 ぽちゃオフベスト16】

第9回ぽちゃオフ、多くの方にご参加いただきありがとうございました!

ぽちゃオフ楽しかったという声を聞き、スタッフの仕事を頑張ってよかったなという思いです。

さて、今回の構築は関東グロリアとぽちゃオフで使った構築です。

使用したのは以下の6匹です。

 

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ポケモン持ち物技1技2技3技4特性

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f:id:nounaitaka:20170207215102p:plain 吹雪 凍える風 オーロラベール 守る 雪降らし

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濁流 ムーンフォース 熱湯 守る ミストメイカー

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f:id:nounaitaka:20170120175959p:plain リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 辻斬り ビーストブースト

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フレアドライブ ワイルドボルト 神速 守る 威嚇

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恩返し 10万馬力 腹太鼓 リサイクル 食いしん坊

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地震 ドラゴンクロー 岩雪崩 毒づき 鮫肌

 

 

…何番煎じだよって感じの面子ですよね。

配分や技構成、持ち物も他人が使っててよさそうなのを見よう見まねでやってみたという感じです。

もともとの構築のスタートは詰ませ性能が高い、壁+リサイクルカビゴンを中心に考え始めました。壁も貼れて、天候+凍える風によるS操作できるキュウコンを採用することに決めました。次に壁を使用するということは弱点を受けても耐えられる可能性が非常に高いという点に着目しました。そこでレートS1の上位で使われていた弱点保険カプ・レヒレを採用することに決めました。壁下でのメインアタッカーが決まったため、残りは相性保管です。レヒレと相性のいいウインディとカミツルギがすんなりと入ってきました。残り1枠は自由枠でshowdownやレートで回しながら苦手な相手を考え、ガブリアスという結論に至りました。

…長々と書きましたが、個別解説なんてどうでもいいから、とりあえず使ってみたいという人は基本選出の欄を読んで下にあるQRレンタルチームを使えばいいと思います()

 

 

~個別解説~

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キュウコン

実数値:179-×-95-103-120-177

努力値:H244/C12/S252

特性:雪降らし

性格:臆病

持ち物:光の粘土

:吹雪/凍える風/オーロラベール/守る

 

オーロラベールを張るのが仕事です。役割としてはオーロラベールでレヒレやカビゴンの耐久を引き上げて、隣でこご風撃ちながら場を整えるのが役目です。初手でウインディやレヒレと一緒に選出し、威嚇やフィールドを取って相手の火力を削いで安全にオーロラベールを張ります。特性順で相手のテテフがスカーフかどうかも判別できるのは非常に優秀でした。

耐久はフィールドを取られていない状況で眼鏡カプ・コケコの10万+意地っ張りウインディの神速の集中攻撃を耐えるように調整しています。火力を削げば大体の攻撃は1発耐えるので、持ち物は光の粘土にしました。8ターン壁が続くのはとても安心できました。

フリーズドライについてはトリトドンギャラドスは最近あまり見ないですし、水タイプは他のアタッカーで殴ればいいということで切りました。代わりにいれた守るがかなり使いやすかったです。

最初はこいつをたくさん選出して…みたいなことを考えていたのですが、思ったほど選出しなかったです。プテラやアローにスカーフと思われるガブリアスで上から縛られていたり、苦手なギガイアスやサイコファングをもったハギギシリとも当たって選出した場合予想以上に腐りそうでした。

相手のパーティにもキュウコンがいた場合は安全にオーロラベールを張れますが、その後はやることがほとんどなく、腐ります。早めに交代してカビゴンなどに繋げましょう。

 

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カプ・レヒレ

実数値:175-×-136-156-151-112

努力値:H236/B4/C212/D4/S52

特性:ミストメイカー

性格:控えめ

持ち物:弱点保険

:濁流/ムーンフォース/熱湯/守る

 

もうここから3匹は見飽きてる人も多いと思います。オーロラベール下でのアタッカーとして考えていましたが、オーロラベールがなくても十分戦えました。持ち物は守りたいし、火力も欲しいということから弱点保険にしました。耐久は眼鏡カプ・コケコの10万ボルトを最高乱数切って確定耐え、素早さは大体の相手のカプ・レヒレを抜けるように調整しました。弱点保険が発動すればCが上がるので、多少下げても問題ないと思いその分他の能力に努力値を割きました。(特殊を11nに調整したと思ったら全然11nじゃなかったのは秘密で)

 

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カミツルギ

実数値:136-256-151-×-51-161

努力値:H4/A252/S252

特性:ビーストブースト

性格:意地っ張り

持ち物:こだわりスカーフ

リーフブレード/スマートホーン/聖なる剣/辻斬り

 

抜き性能の非常に高いポケモンです。役割は後半出してビーストブーストでAを上げつつ、無双していきます。威嚇を喰らいやすいですが、前半に出してレヒレの苦手なコケコをさっさと処理する動きも強かったです。持ち物は霰状態で襷が潰れてしまうことや、後半の抜き性能を考えてこだわりスカーフにしました。4枠目は辻斬りを採用していますが、なんでもいいです。自分はエスパーに打点が欲しい場面があるかなと思って採用しましたが1回も撃ちませんでした。葉っぱカッターでもハサミギロチンでもなんでもどうぞ。

 

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ウインディ

実数値:165-178-100-×-101-147

努力値:A252/D4/S252

特性:威嚇

性格:意地っ張り

持ち物:ホノオZ

フレアドライブ/ワイルドボルト/神速/守る

 

普通の物理型ウインディです。役割は威嚇で相手の火力を削ぐのとカミツルギやテッカグヤなどの鋼を処理することです。性格は陽気では火力に不安があったので意地っ張りにしました。火力あって優秀なのですが、テテフに抜かれて縛られることがあったのがネックでした。もしかしたら性格は陽気でいいかもしれません。

持ち物は球だと反動が痛すぎる、こだわりだと守れないのが辛いのでホノオZにしました。硬い相手を無理やり突破する時にもホノオZは便利でした。

 

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カビゴン

実数値:254-143-116-×-145-31

努力値:H148/B244/D116

特性:食いしん坊

性格:勇敢

持ち物:フィラの実

:恩返し/10万馬力/腹太鼓/リサイクル

 

オーロラベール下で動かすこと前提で入れてたのですが、オーロラベールがなくても強かったです。受け出しからの壁兼切り返しのアタッカーとして機能してくれました。受け出しした後はリサイクルで次の攻撃を耐えるように備えつつ、カビゴンを集中攻撃してくるようであればそのままリサイクル連打、カビゴンを放置してくるようであれば隙をみて腹太鼓を積みます。

対テッカグヤ用の駒としても優秀でした。ビーストブーストで攻撃か特攻が1段階上昇までならリサイクルでの回復量が追いつくので、殴り勝てます。宿り木身代わりもしくは宿り木守るの耐久テッカグヤも腹太鼓さえ詰めれば、なんとかなります。(ただし、宿り木身代わり守る3つ採用している型にはどうあがいても勝てません)

性格は意地っ張りにすると最遅オニシズクモが抜けていいそうですが、勇敢にしました。相手のトリックルーム下で腹太鼓した最遅カビゴンに同速勝ちで勝つことができたため、勇敢で正解だったと思います。

リサイクルの仕様ですが、きのみを消費した後に吠えるや交換をして引っ込めてもリサイクルできのみを拾ってくることができます。ただし、はたき落とすをされるときのみを拾ってこれなくなるので注意です。HPが削れている前提ですが、はたき落とす持ちと対面した時はHPが半分割った状態でリサイクルをするように心がければ、きのみをはたき落とされずに回復できます。

  

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ガブリアス

実数値:183-182-115-×-106-169

努力値:A252/D4/S252

特性:鮫肌

性格:陽気

持ち物:突撃チョッキ

地震/ドラゴンクロー/岩雪崩/毒づき

 

ここまで採用した面子をみてコケコライチュウに対しての駒が薄いと考えたため、高い数値で電気が無効のガブリアスを採用することに決めました。単にガブリアスを採用するだけでは特殊高火力で押し切られてしまうため、安定して返り討ちにできるように突撃チョッキを持たせることにしました。これにより、サイコフィールド下でのライチュウのエスパーZも耐えることができるようになります。

技構成は鋼の処理をウインディに頼りきってるので、炎打点が欲しい場面がありました。しかし、なるべく早くフェアリーを処理したかったので不採用です。毒づきと炎のキバもしくは火炎放射との選択だと思います。(困ったら岩雪崩で怯ませればいい)

 

 

~基本選出~

理想の選出

初手:f:id:nounaitaka:20170207213554g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174914g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170207213945g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174914g:plain

 

キュウコンでオーロラベールを張って後ろのカビゴンで詰ませていく選出です。威嚇やフィールドを取って相手を妨害しつつ安全にオーロラベールを張ります。オーロラベールを張った後にキュウコンはこご風で隣をサポートしながら相手に倒されるのを待つか、さっさと後ろに引いてしまうかになります。カビゴンが遅すぎてこご風と相性が悪いです。オーロラベールのターン消費もありますし、こご風を1回撃ってカビゴンに引くくらいならすぐにカビゴンを出した方がいいです。

 

対スカーフガブリアス+ヒコウZファイアロー

初手:f:id:nounaitaka:20170120174914g:plain+f:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plain+f:id:nounaitaka:20170207213814g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213945g:plain

 

キュウコンが縛られて選出できないパターンです。相手に追い風されてしまうのは仕方がないので、2回目の追い風をされないように真っ先にファイアローを岩雪崩で処理します。地震が飛んでくる可能性が非常に高いので、ウインディは守らせます。その後は追い風が切れるまでひたすら耐えるしかありません。相手が自分のガブリアスにヒコウZとドラゴンクローをし集中てきたら相当上手いです。素直に降参レベル。

 

プテラ構築

初手:f:id:nounaitaka:20170207213814g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174914g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plain+f:id:nounaitaka:20170207213945g:plainorf:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

 

キュウコンが縛られ(ry

プテラの隣はだいたいガブリアスだと思います。スカーフか何を持っているか読めません。プテラ方向に神速+スマートホーンで追い風を防いでいきたいところです。ただし、非常に読まれやすい上にガブリアスがノーマークになるので択になってしまうのが難点です。

 

対コケコライチュウ

初手:f:id:nounaitaka:20170207213814g:plain+f:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174914g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213945g:plain

 

キュウコンが(ry

初手カミツルギガブリアスリーフブレードライチュウ方向に、ガブリアスはカミツルギを巻き込みながら地震を撃ちます。どちらが猫騙しで止められてもいいような選択です。ボルトチェンジで逃げられる可能性もありますが、居座ってきた場合相手を壊滅状態にすることができます。カミツルギはBが高いので巻き込み地震を1回喰らってもそこまで痛手ではありません。

 

対雨パ

初手:f:id:nounaitaka:20170207214447g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213814g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170207213554g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213814g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213945g:plain

 

天候が取られてしまうので、初手からキュウコンは出せません。まずはペリッパーもしくはニョロトノの高速処理です。特に雨状態で追い風をされると目も当てられないので、なんとしても追い風される前にペリッパーを仕留めます。ちなみにガブリアスならゴルダックハイドロポンプZを耐えることができます。天候要員さえ処理してしまえば、霰に天候を変えてレヒレやカビゴンの高い耐久で受けきることができます。

 

コータスドレディア

初手:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174914g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170207213945g:plain+f:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

 

コータスが遅すぎて天候を取られる上に弱点を突かれるのでキュウコンを選出できません。(後発なら腐る可能性もありますが、選出もワンチャンあり)まずはフィールドを取って眠り粉とお先にどうぞ噴火を阻止していきます。コータスの処理は後々でもいいので、真っ先にドレディアを倒しにいきます。テテフがいる場合はどうあがいてもフィールドを書き換えられるので、眠り粉が外れるのを祈りましょう。ウツロイドが入っているとガブリアスも倒されかねないので相当キツイです。カビゴンをぶつけて早めに処理したいところです。

 

対ギガイアスムーランド

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後発:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213814g:plainorf:id:nounaitaka:20170207213945g:plainorf:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

 

ギガイアスが遅すぎ(ry

前回の記事にも対策方法があるので、そちらも参照してみてください。(誘導)

これも後発ならキュウコン選出もワンチャンありですが、威嚇枠はだいたいウインディなので、オーロラベール貼る以外に仕事がなくて腐ります。初手は威嚇を入れることでノーマルZによる一撃死を防ぎます。ギガイアスムーランドにはカミツルギがぶっ刺さるので、ほぼほぼ選出は確定でしょう。ムーランドの炎のキバにだけは注意しつつ立ち回ります。

 

トリックルーム

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後発:f:id:nounaitaka:20170207213945g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainorf:id:nounaitaka:20170207214447g:plain

 

オーロラベールで相手のトリックルームを誤魔化していきたいところです。ギガイアスが見えてる場合には仕方がないのでレヒレを出します。腹太鼓を積んでカビゴンを動かす立ち回りをしますが、ハリテヤマがいる場合はこれをいかに早く処理できるかによります。ホノオZやムーンフォースでなるべく早めに処理したいところです。2回目のトリックルームもキツイので相手のトリル要員は早めに処理してしまいましょう。

 

対ナインエボルブースト

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後発:f:id:nounaitaka:20170120174914g:plain+f:id:nounaitaka:20170120174938g:plain

 

相手の高火力に備えてオーロラベールを貼りたいところですが、貼らなくても十分です。初手がイーブイ+ピッピの場合はカビゴンは腹太鼓を積んでキュウコンウインディに交代します。次のターンはこの指をしてきますが、ホノオZでピッピを1撃で処理し、バトンタッチしてきたところにカビゴンの攻撃を通します。

初手がイーブイ+ドーブルの場合はカビゴンは腹太鼓、キュウコンをレヒレに交代し、ドーブルのキノコの胞子を潰していきます。霰でドーブルの襷が潰れるので、ムーンフォースドーブルを処理しつつ、バトンタッチしてきたところにカビゴンで攻撃します。

 

~この構築のいい点と問題点~

壁+カビゴンを中心に考え始めた構築ですが、取り巻きとして採用したポケモンのスペックが高く、壁を張らない状態でも十分に戦えました。壁を張ってカビゴンで詰ませる勝ち筋、レヒレツルギウインディガブリアスで高速ビートダウンしていく勝ち筋の2パターンができたのでBO3(マッチ戦)向きの構築をうまく組めたのかなと思います。自分で思ってた以上に安定して戦えました。

逆に問題点はかなりあります…

まず、S操作や壁をキュウコンに頼り切っている点が問題でした。追い風構築に対してはこご風やオーロラベールで誤魔化していくしなかいのですが、上記の基本選出の通り、キュウコンはほとんど選出できませんでした。キュウコンの選出ができない場合は守るで追い風が切れるまで凌ぐしかありません。

また、キュウコン以外の早いポケモンが守るを持っていないので、打たれ弱いという点で問題でした。特にカミツルギ。抜き性能は優秀なのですが、後半出す場合は相手の持っている技によっては1撃で倒され、逆転勝ちを許してしまうことが多々ありました。

いくらレヒレといえども、弱点を2回耐えることができないので、弱点保険を発動した後の攻撃試行回数の稼ぎ辛さは目立ちました。眼鏡型ではないので弱点保険が発動しないと単純に火力がないのも難点でした。

 

〜この構築のQRコード

3ds-sp.pokemon-gl.com

 

カビゴンの恩返しはのしかかりに変更してあります。

 

〜終わりに〜

この構築ではプレイングミスが目立ち、勝てた試合を落としてしまったので、今後もプレイングや立ち回りの向上をしていきたいところです。

それと4月にまた第10回ぽちゃオフの開催が決まったので来てください()

読み辛い部分もあったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

2/4 関東グロリア 予選6-1 ベスト8位

2/5 第9回ぽちゃオフ 予選7-1 ベスト16位

【VCG2017 WCSレート1900】ギガイアス+ムーランド砂パ【アローラダブル】

S1のWCSレートお疲れ様でした。

最近はVCの記事を書いていたりで、やっとこのブログもサンムーンに追いついたという感じです。

さて今回はギガイアスムーランドを中心とした純粋な砂パーティを組みました。

レート1500から使用して最高レート1920まで上げることができました。

今回使用したのは以下の6体です。

 

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ポケモン持ち物技1技2技3技4特性

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岩雪崩 ヘビーボンバー ワイドガード 守る 砂起こし

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ギガインパクト 嚙み砕く お先にどうぞ 守る 砂かき

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燃え尽きる バークアウト 鬼火 守る 威嚇

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濁流 ムーンフォース 瞑想 守る ミストメイカー

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10万ボルト  ボルトチェンジ 目覚めるパワー(氷) エナジーボール ビーストブースト

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ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木の種 身代わり ビーストブースト

 

~構築経緯~

ギガイアスが砂起こしの特性を得たことから、砂かきで何かいないかな・・・と探すとまずルガルガン目につきましたが、技と耐久がなさ過ぎて却下。

ところがもう1匹特性砂かきがいるではないですか。そうムーランドです。

A種族値も悪くなく、しかも耐久や技の豊富さはルガルガンより上でギガイアスと弱点も被っていなく、お先にどうぞも使える・・・これは強いということでギガイアスムーランドを中心に構築を組み上げました。

 

~個別解説~

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ギガイアス

実数値:192-205-150-×-101-27

努力値:H252/A252/D4

特性:砂起こし

性格:勇敢

持ち物弱点保険

:岩雪崩/ヘビーボンバー/ワイドガード/守る

 

天候要員かつこのパーティの要その1です。元々Sが遅いのでトリックルーム対策としても活躍してくれました。砂選出の際は初手でムーランドと一緒に選出して暴れます。

持ち物は弱点保険。これがムーランドと組み合わせる時の最強の持ち物だと思います。物理耐久はもともと高い上に天候によって特殊耐久も上がります。地面Zや眼鏡ハイドロポンプでない限り、大抵の攻撃は1発耐えます。テッカグヤが不用意に撃ってきたヘビーボンバーで弱点保険が発動し、そのままお先にどうぞ岩雪崩でイージーウィンできた試合がかなりありました。

 

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ムーランド

実数値:175-178-110-×-110-118

努力値:H116/A252/S140

特性:砂かき

性格:意地っ張り

持ち物:ノーマルZ

ギガインパクト/噛み砕く/お先にどうぞ/守る

 

天候によるS上昇からお先にどうぞが使えるのはドレディアだけではありません。砂下でのメインアタッカーでこの構築の要その2です。ギガインパクトをベースにしたZ技で相手の頭数を減らし、その後はお先にどうぞ岩雪崩するなりギガインパクトするなりします。

素のギガインパクトもタイプ一致で火力が高く、カプ・コケコを一撃で倒せるほどです。反動についてですが、そこまで気になりませんでした。放置してくれれば、またギガインパクトが撃てますし、ムーランドを狙ってきても耐久がかなりあるのでZ技や弱点を突かれない限り、集中しないと落ちません。その間に隣が自由に動けます。

技はガラガラに打点がないのが嫌で噛み砕くにしていますが炎のキバでもいいと思います。HPも霰のダメージが最小になるように16n-1にしていますが、天候を変えられた際にもう少し早く動けるようにSに割いてもいいかもしれません。

 

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ウインディ

実数値:196-×-101-121-101-161

努力値:H244/B4/C4/D4/S252

特性:威嚇

性格:臆病

持ち物:マゴの実

:燃え尽きる/バークアウト/鬼火/守る

 

カミツルギが重いため威嚇枠としてウインディを採用しました。この構築では受け出しする場面が多く、物理型で採用したときに使いづらいと感じたことからサポート型として採用しました。

物理相手には鬼火をまき散らして威嚇を繰り返し使い、トリトドンやレヒレが出てきた場合は燃え尽きるで弱点を消し、バークアウトで相手の火力を削いでいきます。

マゴの実は上手く発動できるかどうか不安だったのですが、鬼火やバークアウトのおかげで結構楽に発動することができました。

レヒレと鬼火の相性が悪いですが、威嚇で物理耐久を上げつつレヒレやテッカグヤで積ませる展開ができたので、この型で採用して正解だったと思います。

 

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カプ・レヒレ

実数値:175-×-165-116-165-110

努力値:H236/B116/C4/D116/S36

特性:ミストメイカー

性格:図太い

持ち物:オボンの実

:濁流/ムーンフォース/瞑想/守る

 

もともとこの枠は威嚇に強くて水の一貫性を切れるミロカロスでしたが、レヒレの増加によりミロカロスでは打点がないためレヒレを採用することにしました。

眼鏡レヒレに対して強いのは瞑想だろうということで瞑想型にしました。努力値配分はHP実数値が16n-1になるようにして防御実数値を11nに。相手の眼鏡レヒレに先制で瞑想を積めるように最低限Sに振りつつ、残りを特攻と特防に振り分けました。

相手の配分にもよりますが、オボン込みで攻撃が1段階下がったウインディの珠フレアドライブワイルドボルトガブリアスの地面Zを耐えたのには驚きました。特防は瞑想で上がるので、もっと物理方面に耐久を割いてもいいかもしれません。

 

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デンジュモク

実数値:159-×-91-247-91-135

努力値:H4/C252/S252

特性:ビーストブースト

性格:控えめ

持ち物:拘りスカーフ

:10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー(氷)/エナジーボール

 

レヒレがいるとは言ってもやっぱり水の一貫性があるため、高速で水タイプを処理するためにデンジュモクを採用しました。実数値HP175-D151(努力値H236-D4)のレヒレなら10万ボルトで68%で倒せます。眼鏡カプ・コケコとどっちでもいい感じはしますが、技の豊富さと居座った時の火力の高さからデンジュモクにしました。

先発で出した際の役目はボルトチェンジでサイクルを回しつつ、削り役として立ち回ります。後発や後半削れたところに出して10万ボルトで掃除していきます。

ガブリアスを処理するためにめざ氷を採用していますが、読まれやすいので初手で撃つ際は注意です。チョッキやスカーフガブリアスにも弱いです。ただし、威嚇さえ入れてれば地震も一発耐えます。

削られているとウインディの神速で縛られるので、初手で出した場合はなるべくHPが削られないようにしたいところです。

 

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テッカグヤ

実数値:203-122-132-114-143-97

努力値:H244/A4/B68/D68/S124

特性:ビーストブースト

性格:慎重

持ち物:食べ残し

:ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/身代わり

 

ここまで地面が一貫しているので耐久があり、ガブリアスなどの地面に強いテッカグヤを採用しました。基本的に後ろにから出して受け出ししつつ積ませることを狙います。

性格が慎重なので上手くビーストブーストを発動させれば後ろから出てくるカプ・コケコにも殴り勝つことができます。できれば守るを採用したかったのですが、カミツルギを処理することやテッカグヤミラーを考慮し、守るを切って火炎放射を採用しました。

努力値配分はS4カプ・ブルルを抜けるように振りつつ、特防を実数値11nになるようにしてHPは奇数になるようにして残りを攻撃と防御に振り分けました。

 

 

~基本選出~

砂選出

先発:f:id:nounaitaka:20170120174714g:plainf:id:nounaitaka:20170120174739g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174914g:plainorf:id:nounaitaka:20170120175026g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174956g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174938g:plain

 

相手の構築にカミツルギがいる場合はなるべくウインディを選出します。地面の一貫を切るならテッカグヤやカプ・レヒレを選出するなど相手の構築によって相手の後発のポケモンを変えます。

基本的に初手Z技で相手の頭数を減らしていきます。相手の後続のポケモンを考えつつ守るや半減で受けられないようにしてZ技を撃ちます。万が一守るをされても次のターンでギガインパクトを撃てば1匹は確実に処理できます。

 

対レヒレカミツルギウインディ構築の選出

先発:f:id:nounaitaka:20170120175026g:plainf:id:nounaitaka:20170120174914g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174938g:plainf:id:nounaitaka:20170120174956g:plain

 

初手のカミツルギやウインディを想定してウインディの威嚇を入れつつデンジュモクで相手の先発レヒレに負担をかけていきます。基本的にデンジュモクさえ残っていればレヒレはいつでも処理できるので、まずウインディやカミツルギを削りにいきます。

ボルトチェンジでサイクルを回しながら有利対面に持っていきつつ、デンジュモクの技圏内までHPを削るように立ち回ります。

 

コータスドレディアトリックルーム構築の選出

先発:f:id:nounaitaka:20170120174914g:plainf:id:nounaitaka:20170120174938g:plain

後発:f:id:nounaitaka:20170120174714g:plainf:id:nounaitaka:20170120174739g:plainorf:id:nounaitaka:20170120174956g:plain

 

状態異常対策や相手の火力を削ぐために初手ウインディレヒレの並びでいきます。トリックルームの場合はウインディギガイアスを交代して2度目のトリックルームをさせないようにしつつ、トリル下で殴ります。トリルが切れたところでムーランドの高火力やテッカグヤで積ませる展開を狙っていきます。

コータスドレディアの場合は相手の草Zや交代によるフィールド書き換えに注意しつつ、まず相手のドレディアを処理するように立ち回ります。

 

 

~この構築の弱点~

初手を威嚇と鋼タイプで固められると砂選出(ギガイアスムーランド)の技の通りが悪いので不利です。特に刺さるのがカミツルギ。技の範囲が広くギガイアスムーランド、レヒレに弱点を突いてくるため、威嚇を上手く入れて早めに処理をしないと全抜きされる恐れがあります。全体的に地面技の通りがいいので、地面Zなどで早めに主軸であるギガイアスムーランドのどちらかを処理してしまうのも特に有効です。地面技の一貫を切る場合はテッカグヤを選出しなければならないので、ムーランドで早々に倒されないように、後半にカプ・コケコを出すのも刺さります。

 

~終わりに~

以上、ギガイアスムーランドの構築記事でした。

まだまだ改良できそうな要素はかなりあるのですが、恐らくもう使わないので公開しました。ノーマルZなど結構所見殺しの側面も強いです。カミツルギに強くしようとすると地面の一貫が強くなってしまったりするのでなかなか取り巻きが難しかったですが、一応は目標であるレート1900まで乗せることができました。厳しいポケモンも多いですが、選出と立ち回りによってはレートでも十分勝てると思います。

見辛い部分もあったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

レンタルチームでも使えるようにこの構築のQRコードのページを張っておきます

 

 

3ds-sp.pokemon-gl.com

 

 

 

最高・最終レート1920 76位

1/14ウェルカムフェスタ本気を出すバトル6-0

【初代VC】第2回ヒストリアカップ準優勝ケンタロススターミーWA&3位ラプラスフーディンWA【ニンテンドウカップ97】

ずっとヒストリアカップの記事を書こう書こうと思っていたのに、サンムーンが楽しすぎて遅くなってしまいました。

前回の初代の対戦環境変遷記事からだいぶお待たせしました。

 

先日ゴールドさん主催のヒストリアカップ2nd Challenge!!に参加してきました。

ヒストリアカップは初代VC(バーチャルコンソール)ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウを使った1997年当時の公式全国大会ルール準拠の対戦オフ会です。

今回2つの構築を載せている理由は3位に自分が入賞し、パーティ丸ごと貸したコウさんが準優勝をしたからです。

なんで構築貸した側が借りた側より順位が下なんだよ?

という疑問はこの記事を読んでいけばわかると思います。

 

それではコウさんの使用した準優勝の構築からいきたいと思います。

 

準優勝 ケンタロススターミーWA(ダブルエース)

f:id:nounaitaka:20161107190504p:plainf:id:nounaitaka:20161107190632p:plainf:id:nounaitaka:20161107185444p:plainf:id:nounaitaka:20161222223940g:plainf:id:nounaitaka:20170111205305p:plainf:id:nounaitaka:20170111205325p:plain

Lv 種族    技1     技2     技3     技4   
55

f:id:nounaitaka:20161107192318g:plain

のしかかり 破壊光線 吹雪 影分身
55

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吹雪 10万ボルト 自己再生 小さくなる
50

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10万ボルト 毒毒 眠る 影分身
50

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吹雪 10万ボルト 眠る 影分身
50

f:id:nounaitaka:20161107183635g:plain

地震 岩雪崩 吹雪 影分身
50

f:id:nounaitaka:20161222223649g:plain

サイコキネシス 大爆発 痺れ粉 眠り粉

 

~構築の経緯~

前回のヒストリアカップに参加した構築の焼き直しです。(前回、自分は諸事情で参加できずコウさんに代わりに参加してもらう)

前回とのパーティの変更点は環境が進んだためラッキーの枠をサイドンに変えたこと、ケンタロス地震が影分身に変わったこと、ルージュラに強くするためにラプラスの歌うを影分身に変えたことです。

構築の完成度はというと低いです。

環境が進んでレベル55スターミーが通用しなくなっていることや環境の中心であるルージュラを採用していない点がこの構築の欠点だと考えています。(ルージュラの厳選は自分の構築に手一杯で間に合いませんでした)

 

~個別解説~

※実数値および個体値は左から順にHP-攻撃-防御-素早さ-特殊

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ケンタロス

Lv:55 実数値:198-163-156-177-133(個体値:15-13-11-15-15)

技構成:のしかかり/破壊光線/吹雪/影分身

とにかく火力で押し切る最強のポケモンです。この構築のエース。

技構成は前回のヒストリアカップ以降、電気には地震より破壊光線の方が威力が出ること、吹雪と影分身はセットで採用するのが強いということから地震を切って影分身を採用しました。

 

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スターミー

Lv:55 実数値:182-138-147-182-163(個体値:15-15-13-15-13)

技構成:吹雪/10万ボルト/自己再生/小さくなる

 以前の環境で大流行したポケモン。現状だと高レベルサンダースの増加やレベル50でも上を取ってくるマルマインにより非常に動き辛い。現状で使うならレベル55で採用するのではなくレベル50で採用し、電磁波を撒くのが1番だと思います。

コウさん曰く当日は1回も選出しなかったそうです。

 

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サンダース

Lv:50 実数値:171-110-109-181-161(個体値:15-9-13-15-15)

技構成:10万ボルト/毒毒/眠る/影分身

こちらの構築の電気枠。技構成はテンプレで弱点が地面のみと速いことを活かして毒毒影分身眠るで相手を詰ませます。やってることは強い。ただしサンダースミラーになった時に地獄をみることになります。個人的には現状だとレベル50ならマルマインを採用するほうがいいように感じます。(本当はマルマインを採用した方がよかった)

 

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ラプラス

Lv:50 実数値:236-124-129-111-146(個体値:15-3-13-15-15)

技構成:吹雪/10万ボルト/眠る/影分身

自分の構築では高レベルで採用しているが、こちらでは低レベルで採用。主にケンタロスを受ける役目。技構成は環境トップであるルージュラに対抗するために眠る影分身を入れることにしました。攻撃技は10万ボルトの枠は自由枠だと思います。

 

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サイドン

Lv:50 実数値:211-177-165-91-96(個体値:15-11-9-15-15)

技構成:地震/岩雪崩/吹雪/影分身

自分の構築でも採用している地面枠です。電気タイプに受け出しをしてから完封します。技構成はセットの吹雪と影分身に一致技の地面岩雪崩とテンプレ。

 

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ナッシー

Lv:50 実数値:201-140-130-106-176(個体値:15-9-9-15-15)

技構成:サイコキネシス/大爆発/痺れ粉/眠り粉

電気タイプのストッパー役その2。最近流行りの55フーディンの対策にもなるポケモン。技構成は一致のサイコキネシスと自主退場できる大爆発、そしてナッシーの強みである2つの状態異常にできる麻痺と眠り粉。

本当はルージュラを採用したほうがいいのでしょうが、厳選が間に合わずナッシーにしました。個人的にはフーディンに強いという点で今後に注目していますが、やはり遅い爆発は使い辛いので技構成は要検討すべきだと思います。

 

以上、個別解説でした。

選出したのはケンタロスラプラスサイドンだけらしいです。

あの人どうやってここまで勝ったんだ…

 

sp.nicovideo.jp

決勝戦は動画化されてるので、是非ご覧ください。

 

さて、ここからは自分の使った構築について解説します。

むしろ準優勝構築よりこっちの方がメインで力も入っているので、ブラウザを閉じないで!読んでくださいお願いします!

 

3位 ラプラスフーディンWA

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Lv 種族    技1     技2     技3     技4   
55

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吹雪 10万ボルト 眠る 影分身
55

f:id:nounaitaka:20161107195521g:plain

サイコキネシス 身代わり 自己再生 影分身
50

f:id:nounaitaka:20161107192152g:plain

10まんボルト 大爆発 電磁波 影分身
50

f:id:nounaitaka:20161107195728g:plain

サイコキネシス 吹雪 悪魔のキッス 影分身
50

f:id:nounaitaka:20161107183635g:plain

地震 岩雪崩 吹雪 影分身
50

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のしかかり 破壊光線 吹雪 影分身

 

~ 構築の経緯~

1.5回の出張ヒストリア終了後、第2回ヒストリアカップはレベル55のポケモン2体のWA構築で参加しようと決めていました。レベル55フーディンを使うことは決めていましたが、他は何を使うか迷っていました。

第1回ヒストリアカップ以降のパーティのテンプレとして、ケンタロス、氷枠2匹、電気枠、地面枠、自由枠というのが一般的になってきていました。

このテンプレに沿って考えるとフーディンは自由枠にあたります。

まず環境の中心である氷タイプのルージュラとそれに対抗できるレベル55ケンタロスを入れることに決めました。 

以前はサンダースを使っていたのですが、今回は電気枠はルージュラケンタロスと相性がいいマルマインを使うことにしました。

地面枠はルージュラフリーザーを岩雪崩で一撃で倒せて吹雪も撃てるため、サイドンに決定しました。

残りの枠は吹雪に弱くならないため、氷タイプを入れることにしました。

選択肢としてはパルシェンラプラスフリーザーの選択肢がありましたが、当初レベル50で運用することを考えていたため、フリーザーは努力値を振るのが大変すぎるので選択肢から外れました。

パルシェンラプラスを考えた場合、他の参加者がパルシェンはイマイチ扱いが難しいという話を聞いたのと、眠る影分身ラプラスであればルージュラに対して弱くないという点からラプラスにすることに決めました。(シェルダー厳選怠すぎて全く終わらなかったのも大きな理由です)

レベル55フーディンケンタロス、レベル50マルマインルージュララプラスサイドンというパーティができました。しかし、レベル51以上のルージュラと当たった時に単純に怖いなと思ったのと、相手のレベル55ケンタロスに対する駒が薄いと考えたため、ラプラスケンタロスのレベルを逆にすることにしました。レベル50ケンタロスでも十分にルージュラ対策になるという点も大きかったです。 

 

~個別解説~

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ラプラス

Lv:55 実数値:259-134-139-122-158(個体値:15-1-11-15-13)

技構成:吹雪/10万ボルト/眠る/影分身

間違いなくこの構築のMVPです。こいつのおかげでヒストリアカップで結果が残せたと言っても過言ではありません。

高い耐久からレベル55ケンタロスの技をしっかりと受けることができ、環境トップのルージュラに対して強い駒、自身は氷タイプなので凍る心配がないエースポケモンとして活躍してくれました。

技構成は一致で追加効果の強力な吹雪、ルージュラに強くするため、眠る影分身までは確定で残りの1枠はサイコキネシスと悩みましたが、ラプラスミラーに強くするために10万ボルトを採用しました。

同レベルラプラスミラーは1回もありませんでしたが、レベル55ラプラスはどうやら増加傾向にあるようで今後使う場合でもミラーを考慮し、10万ボルトは外せないと考えています。 

 

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フーディン

Lv:55  実数値:175-111-105-188-203(個体値:14-15-15-15-14)

技構成:サイコキネシス/身代わり/自己再生/影分身

こいつを中心にパーティを組み始めたはずなのに、ヒストリアカップ当日はほとんど選出しなかったポケモン。レベル55ケンタロス構築と当たることが多く、ラプラスの方が安定する試合が多かったが、今思えばもうちょっと選出してもよかったです。

技構成は安定のメインウェポンであるサイコキネシス、レベル55エースにも持久して殴り勝てるように影分身、身代わり、自己再生を採用しました。

身代わりの枠は電磁波でもいいと思いますが、同じパーティに状態異常を撒けるマルマインルージュラがいたので身代わりを採用することにしました。

HP個体値が14なのですが、身代わりを使う上で最も効率のいいHPらしいです。

 

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マルマイン

Lv:50 実数値:166-99-115-191-129(個体値:15-13-9-15-13)

技構成:10万ボルト/大爆発/電磁波/影分身

今まで自分の中では分身毒毒眠るサンダースの方が火力もあるし強いなと思っていたのですが、こいつも十分強かったです。大爆発による自主退場が魅力的でしたし、不毛なサンダースミラーを避けるという点でも採用して正解でした。

技構成は一致の10万ボルト、状態異常撒きの電磁波、麻痺素早さ再計算の仕様により相性のいい影分身、そしてマルマイン最大の特徴である大爆発とテンプレです。

マルマインを選出する際は安易に爆発するプレイングはしないように心がけていました。

 

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ルージュラ

Lv:50 実数値:171-87-84-146-144(個体値:15-1-13-15-13)

技構成:吹雪/サイコキネシス/悪魔のキッス/影分身

採用しない理由がない環境トップポケモン。吹雪と悪魔のキッスが非常に強力な上、特殊も高く、物理耐久もマルマインの大爆発が急所に当たるかケンタロスの破壊光線でなければ上から一撃で突破できない、そして自身が氷タイプなので凍ることがなく相手の吹雪を半減できるのが強みです。こいつの対策はケンタロスで物理突破するか、麻痺を入れてサイドンの岩雪崩で倒すのが1番です。

攻撃技は一致技の吹雪とサイコキネシス。どちらも3割で強力な追加効果を持っています。補助技は催眠技の悪魔のキッスと吹雪とセットの影分身です。起点作りにおいても攻撃面においてもとても強いポケモンでした。

 

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サイドン

Lv:50 実数値:211-177-169-91-94(個体値:15-11-13-15-13)

技構成:地震/岩雪崩/吹雪/影分身

電気タイプのストッパー役として採用しました。特にラプラスと組ませて選出が多かったです。ラプラスの苦手なマルマインもサンダースもこいつで止まります。とくに高レベルサンダースを採用している構築と当たった時は必ず選出していました。

技構成は上の構築で採用しているのと同じ型ですね。苦手な氷タイプは受け出し岩雪崩を当てて返り討ちか電磁波を入れて岩雪崩か。

こいつのおかげで3決を制することができたと思います。

 

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ケンタロス

Lv:50 実数値:181-149-140-161-117(個体値:15-13-9-15-11)

技構成:のしかかり/破壊光線/吹雪/影分身

ルージュラキラーとして採用しました。ラプラスとレベルを入れ替えた経緯は上で書いた通りです。個体値はかなり妥協しています。こいつをレベル50にしたことで選出がある程度自由になったと思います。

技構成は麻痺による追加効果が優秀なのしかかりと反動なしで撃てる可能性のある破壊光線と吹雪影分身のテンプレです。のしかかりで麻痺を引くことができれば試合をかなり有利に進めることができます。

 

 

以下、抜けててあやふやな部分もありますが当日の対戦ログ

 

予選

VSらてさん  勝ち

相手のパーティ:55ケンタロス/55フリーザー/50スターミー/50サンダース/50ダグトリオ/50キュウコン

初手サンダース、フリーザー、キュウコン

自分は初手にラプラス、控えにサイドンケンタロスで選出。

いきなりラプラスとサンダースが対面し、不利に。サイドンを選出したため電気を受けるために交代。次のターンサンダースはスターミーかフリーザーのどっちかに引いてくるだろうと予想し、フリーザーならかなり有利になるため岩雪崩を選択。

予想が当たり、フリーザーを一撃で処理。キュウコンの怪しい光でビックリするも、自傷は引かず有利に試合が運び勝利。

 

VSなみのりピカチュウさん  勝ち

相手のパーティ:55ケンタロス/50スターミー/50サンダース/50ゲンガー/50ラッキー/50ラプラス

ケンタロス、サンダース、ラッキー

自分は初手にラプラス、控えにサイドンルージュラで選出。

記憶が曖昧な部分が多く対戦ログと呼べるほどのことは書けないが、ラッキーに非常に苦戦した試合。まさか眠るを搭載してるとは…。

ラプラスとラッキーの対面で若干泥試合になりつつも、相手の攻撃技がサイコキネシスのみでPP合戦上こちらがなんとか有利に。おそらく相手がPPの関係上、仕方なくラッキーをサンダースに交代し、こちらもルージュラに交代して倒してもらい温存しておいたサイドンでサンダースを処理。ラッキーがまた小さくなるを積み始めるめ地震を当てて辛くも勝利した試合だったはず…。

 

VSリバースさん  負け

相手のパーティ:55ケンタロス/50フリーザー/50サイドン/50スターミー/50ルージュラ/50マルマイン

初手スターミー、フリーザー、ケンタロス

自分は初手にケンタロス、控えにラプラスルージュラ

スターミーと対面しなにしてくるかなと思いきや、電磁波を喰らう。ルージュラでスターミーを眠らせるが、その後フリーザーに交代され、こちらもラプラスに交代。

ここから1時間に及ぶ泥仕合が始まる。

吹雪、分身、眠るまでは予想できたが、相手のフリーザーが我慢を搭載しており、ラプラスフリーザーに迂闊に殴れない状態に。(我慢は影分身を積んでいても必ず当たる)

相手が我慢を打ってくるのを読んで交代を決めつつ、なんとかフリーザーを処理するも後ろのケンタロスが完全にノーマークとなってしまった。なんとかラプラスケンタロス対面に持ち込むもフリーザーとの長期戦で吹雪を使い果たし、お互いに捨て身タックルと10万を連打するが、なんとケンタロスが眠るを搭載しているではありませんか。

そのままケンタロスに押し切られ敗北。捨て身身代わり分身眠るという型の発想はなく、非常に素晴らしいものでした。負けたのも納得。

 

VSしもべさん  勝ち

 相手のパーティ:55ファイヤー/55ルージュラ/50サンダース/50マルマイン/50サイドン/50パルシェン

初手サンダース、パルシェン、ファイヤー

自分は初手ケンタロス、控えラプラスサイドン

 初手にサンダースが出てくる。砂かけを喰らうものしかかりを当てて麻痺を引く。ケンタロス偉い。有利を取るためにケンタロスサイドンに交代しサンダースは毒毒するが避ける。運が良すぎた。そのままサンダースを処理するとパルシェンが出てくる。

吹雪を警戒し、ラプラスに交代すると殻で挟まれた。しかし、レベル差で有利なためラプラスは10万ボルト、ファイヤーを繰り出してくる。ここから炎の渦による拘束が始まるので避けて岩雪崩を当てることを期待し、サイドンに交代。

サイドンを大文字圏内まで削られるもケンタロスに交代したタイミングで渦が外れたため麻痺狙いののしかかり。受けに来たパルシェンを麻痺らせ、相手の吹雪をラプラスで受け10万ボルト急所で突破。ファイヤーを引きずり出し、渦をサイドンで受ける。

サイドンが倒されたタイミングでケンタロスを出し、影分身で渦対策をしつつそのままケンタロスで殴って勝利。

相性的に有利ではあったが遅いポケモンを多く選出したのは反省。

 

 VSカイソさん  勝ち

相手のパーティ:52ケンタロス/52ルージュラ/52パルシェン/52フーディン/51マルマイン/51ルージュラ

マルマインルージュラケンタロス

 

自分はマルマインラプラスと何か。おそらくケンタロス

予選残り時間わずかで焦っていたため、かなり記憶が曖昧で試合内容を覚えていないのがカイソさんに申し訳ない。相手のパーティを見て非常に恐怖だったのがルージュラである。自分よりレベルが高いためミラー対決では不利と判断。とりあえず麻痺を入れるためのマルマインとケンタルージュラに強いラプラスを確定で入れた。ケンタルージュラで選出してきて思惑通りに試合が運び、泥仕合にはならず勝つことができた。

 

VSゴッドアルスさん  勝ち

相手のパーティ:55ケンタロス/55スターミー/55ゲンガー/50マルマイン/50ルージュラ/50サイドン 

ケンタロスルージュラサイドン

自分の選出はフーディンマルマインルージュラ

予選最終試合ということで、今回はエースをフーディンにしてみることに。

初手に出したポケモンは覚えていないが、フーディンサイドンをさっさと処理し身代わり分身自己再生で耐久し、ケンタロスを徐々に徐々に追い詰めて倒した。

マルマインを失うも相手は残りルージュラのみで、こちらのルージュラフーディンに打点がなく降参。予選はずっとラプラスに頼り切りだったがフーディンも強いと再認識。

 

5勝1敗でピカチュウブロックを予選1位抜けでした。

 

決勝トーナメント

VSyasuさん  勝ち

相手のパーティ:55ケンタロス/55ラプラス/50マルマイン/50ルージュラ/50ナッシー/50ゲンガー

初手ゲンガー、マルマインケンタロス

自分は初手マルマイン、控えにラプラスとおそらくサイドン

初手ゲンガー対面。何してくるかわからないのが怖った。とりあえず電磁波を選択。

そしてここで相手のゲンガーがしびれて動けない。そのまま10万ボルトを連打する。ゲンガーは麻痺のおかげで1回しか動かず簡単に処理。続けてマルマインが登場。フラッシュを搭載していてビックリする。残ポケの多さで押し切りそのまま勝利。

マルマインの麻痺が偉かった。

 

VSコウさん  負け

なんと準決勝でまさかの構築を貸したコウさんと対戦。

吹雪でズルできるやつというコウさんの要望で、渡したのが上のアレ。

まぁwwwアレ欠陥構築だしwww技構成も型も全部知ってるしwww余裕でしょwwwさっさと倒して決勝行っちゃいますかwww(フラグ)

 

相手のパーティ:55ケンタロス/55スターミー/50サンダース/50ラプラス/50サイドン/50ナッシー

初手ケンタロスラプラスサイドン

自分は初手ラプラスサイドンルージュラ

初手は自分がレベル55ラプラス、コウさんがケンタロス対面。コウさんは不利だと判断しレベル50ラプラスに交代するもレベル差で圧倒。

コウさんはラプラスケンタロスに交代し影分身を開始。

まぁ当てれば余裕余裕とか思っていたのですが

なんとここでラプラスが吹雪を2連外し

のしかかりでラプラスに麻痺が入り、さらには破壊光線圏内に

これはマズイと思い破壊光線を受けるためにサイドンに交代。

相手はのしかかりだったが、次のターンの吹雪でサイドンが凍結

そのままサイドンラプラスが倒されルージュラもなすすべなくダウン。

なんだこれは、渾身のギャグか

 

3位決定戦

 

sp.nicovideo.jp

 

VSビーンさん  勝ち

相手のパーティ:55サンダース/55ケンタロス/50マルマイン/50ルージュラ/50ナッシー/50パルシェン

初手サンダース、ルージュラ、ナッシー

自分は初手にマルマイン、控えにラプラスサイドン

初手は自分がマルマイン、相手はサンダースと電気ミラー。

サンダースを見たときヤバイラプラス選出しちゃったよ…と思いました。

とにかくサンダースはサイドンで処理ということを考え、まずは麻痺を入れたいと思い強気で電磁波を選択したところ、ナッシーが出てきて電磁波がナッシーに入った。この電磁波が後々活きてくることに…。

次のターンは眠り粉で眠らせてくるだろうと考え、眠っていても電気への抑止力となるサイドンに眠ってもらうことに。交代してサイドンが眠り状態になる。

その後はひたすらサイクル戦となるが、ビーンさんの読みの上手さでじわじわ追い詰められる。早々にラプラスを失い、マルマインでナッシーを7割ほど削るもあえなくダウン。残りは眠り状態のサイドンと絶体絶命の状態に。

ところが次のターンサイドンが1ターンで目が覚める。

(このターンにルージュラに交代されていたら負けてました)

ここから相手のナッシーが痺れて動けなかったり、眠り粉を外したりなどして、影分身を4回積む。

残りHPわずかのナッシーを吹雪で倒し、ルージュラの吹雪も避け岩雪崩で一撃で倒し、サンダースも地震で倒してまさかの大逆転勝利。

 

結果ヒストリアカップ3位という結果になりました!

3位決定戦も動画化されていて非常に見応えのある試合となっているので是非ご覧ください!

 

 

終わりに

以上で第2回ヒストリアカップの構築記事と対戦レポートは終わりになります。

自分はこの1年の集大成のつもりで挑んだのですが、どうやら第3回ヒストリアカップの開催が決まったらしく(笑)まだまだ初代対戦のための日々が続いていきそうです。

7世代をやりつつ次のヒストリアカップでもいい結果を残せるよう頑張ります!

主催のゴールドさん、ヒストリアスタッフ、当日対戦をしてくれた皆さんとても楽しいオフをありがとうございました!

次こそは7世代の構築記事を書きます。

長い記事になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

【VGC2016】グロリア本戦使用構築ライチュウオーガレック【GSダブル】

ニンテンドウカップ97の環境記事を書いた後、次にブログに書くのはヒストリアカップで使ったパーティの構築記事だろうなぁ考えていたら、予想外にもGSの記事を書くことになりました。

 

11月12日に行われたバトルロードグロリアのラストチャレンジに参加してベスト8に入賞。

まさかのまさか翌日のグロリア本戦の出場権を獲得してしまいました。

当然、5月以降GSにはほとんど触れていなかったので、パーティが無く困っていました。

最終的にはラスチャレ前日の夜にsummitさんと組んだスカーフカイオーガ構築をベースに、既にグロリア本戦出場を決めていたコウさんやたいきさんなど、ぽちゃオフスタッフのアドバイスを貰ってパーティを組み上げました。

 

 パーティ

ポケモン持ち物技1技2技3技4特性

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藍色の玉 潮吹き 冷凍ビーム 熱湯 守る 雨降らし

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拘りハチマキ ガリョウテンセイ 神速 滝登り 地震 エアロック

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気合の襷 ボルトチェンジ フェイント 猫騙 アンコール 避雷針

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拘りスカーフ ダークホール 変身 猫騙 ファストガード ムラっけ

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命の珠 ブレイブバード フレアドライブ 追い風 ファストガード 疾風の翼

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ラムの実 ジャイロボール 神秘の守り スキルスワップ トリックルーム 浮遊

 

個別解説

 

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カイオーガ

特性:雨降らし→始まりの海

性格:控えめ

持ち物:藍色の玉

技:潮吹き 冷凍ビーム 熱湯 守る

ゲンシカイキ前:207-108-134-196-160-110

ゲンシカイキ後:207-153-134-229-180-110

努力値:H252 B188 C68

前日のラスチャレではスカーフカイオーガを使っていたのですが、マッチ戦では使いにくいということからゲンシに変更しました。火力は振らなくてもあるので、ハチマキレックウザガリョウテンセイを最高乱数以外耐えまで耐久に振りました。技はトリル展開を考えるなら熱湯がオススメだよとアドバイスを貰ったので熱湯に。根源の波導の命中不安でやきもきすることはなかったのでとてもよかったです。

 

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レックウザ

特性:エアロック→デルタストリーム

性格:陽気

持ち物:拘りハチマキ

技:ガリョウテンセイ 神速 滝登り 地震

メガシンカ前:181-201-110-144-111-161

メガシンカ後:181-231-120-171-121-183

努力値:H4 A248 D4 S252(※A30個体)

前日の持ち物はチョッキだったのですが、火力が足りなくいっそのことハチマキにしました。暴れた後は引いて最後に神速で掃除します。高火力で相手の計算を狂わすことができましたが、引き際が難しいことや拘ってることもあり、最後の最後で逆転を許してしまうことがありました。

 

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ライチュウ

特性:避雷針

性格:臆病

持ち物:気合の襷

技:ボルトチェンジ フェイント 猫騙し アンコール

実数値:135-96-75-142-101-178(※A抜け個体)

努力値:C252 D4 S252

こいつがいるだけでボルトロスが出てこなくなったので選択肢としては正解でした。フェイントで守るやワイガを解除し、潮吹きやガリョウテンセイを通す役割があります。相手が守ってきたらそのままアンコールで縛るなどマッチしてたと思います。グロリア本戦当日はライチュウが多かったように感じ、ボルトチェンジは上手く機能しなく失敗でした。

 

 

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ドーブル

特性:ムラっけ

性格:陽気

持ち物:拘りスカーフ

技:ダークホール 変身 猫騙し ファストガード

実数値:131-40-87-36-65-139(※A抜け個体)

努力値:H4 B252 S252

ヘイトを溜めるのが仕事です。隣に伝説をおいてダークホールでも潮吹きやガリョウテンセイでもどっちが通ってもいいように行動することが多かったです。特性はマイペースの方が安定すると思いますが、ズルできそうな感じがしたのでムラっけにしました。当日は回避率を6段階上げることができた試合があり、要塞と化したので正解でした。

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ファイアロー

特性:疾風の翼

性格:意地っ張り

持ち物:命の珠

技:ブレイブバード フレアドライブ 追い風 ファストガード

実数値153-146-92-81-89-178

努力値:A252 B4 S252

後ろから出す掃除役としてファイアローを選択しました。基本的に先発で投げることはないので火力を求めて性格は意地っ張りにしました。 

 

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ドータクン

特性:浮遊

性格:生意気

持ち物:ラムの実

技:ジャイロボール 神秘の守り スキルスワップ トリックルーム

実数値:174-109-137-99-184-35(※Sの個体値2)

努力値:H252 B4 D252

マッチ戦ならトリックルームは入れたほうがいいというアドバイスもあり、トリックルームができてゼルネアスにも強いドータクンを選択しました。先発で置くことはなく後発で選出します。

 

 

基本選出

初手にf:id:nounaitaka:20161114225558g:plainorf:id:nounaitaka:20161114225612g:plainf:id:nounaitaka:20161114223844g:plainorf:id:nounaitaka:20151215162845p:plainを並べて

後発にf:id:nounaitaka:20161114223844g:plainorf:id:nounaitaka:20151215162845p:plainf:id:nounaitaka:20161114225644g:plainorf:id:nounaitaka:20161114225631g:plainorf:id:nounaitaka:20161114225612g:plainを並べます。

ライチュウドーブル猫騙しかダークホールを選択し、カイオーガレックウザの攻撃を通していきます。ゴリ押せると感じたらカイオーガの潮吹きで粗削りして後ろはレックウザファイアローで掃除したり、相手がダークホールに対する回答手段がなさそうならダークホールで悪さをしていきます。ドータクンを選出する際は必ずカイオーガとセットで後発に置きます。

ゲンガーとライチュウ入りのパーティは相手をしていてとても辛かったので初手からダークホールを打っていくのが正解だと思います。

 

 

自分はGSの経験が少なく、とにかく潮吹きとガリョウテンセイを通すことばかり考えていました。本戦では相手が先制技を打ってくるかも・・・と弱気になってファストガードを選択し負けてしまった試合もありました。この構築では強気にガンガン攻めていくのが一番正解なのかなと思います。迷ったら攻撃。

 

さて、このパーティを使った当日の結果ですが

1戦目KOOTAさん×

2戦目キヌガワさん○

3戦目YTさん×

4戦目づみさん○

と2勝2敗でした。その後、諸事情によりドロップしました。

どの試合も3戦目までもつれこむことはなくストレート勝ちかストレート負けでした。上手くハマれば勝ち、ハマらなければ負けと裏表がはっきりしているのかなと思います。

 

終わりに

まさか本戦に進めるとは思わず、とても貴重な経験をすることができました。

構築相談にのってくれたぽちゃオフスタッフや予選や本戦での対戦者の方々、グロリア運営の皆さん、お疲れさまでした!

とても楽しい時間を過ごすことができました。

そして実質構築メモみたいなものですが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!

7世代でも頑張って結果を残していきたいなと思います!