【ダブル】 第19回アリーナオフ使用構築 リザドランサザンガルド
こーちくおきばと命名しておきながら全然構築書いてないですね。
というわけで久々の構築記事です。
今回は第19回アリーナオフで使用した構築です。
結果は予選グループ2位抜けの決勝トーナメント1回戦落ちでベスト32位でした。
また前回と同じ結果なんですよね。
今回使用した構築はこの6匹です。
個別解説
性格:臆病
特性:もうか→ひでり
持ち物:リザードナイトY
技:熱風 ソーラービーム めざパ(地) 守る
159-×-106-148-105-167
この構築の要のポケモンその1。
メガ進化して天候を晴らしてドランと一緒に炎技を撃ちます。Sはできるだけ上から技を撃ちたいと思ったので臆病最速。耐久は陽気ガルーラの猫不意打ち確定耐えです。
リザドランのリザはHだけ振ってガルーラの猫不意打ち耐えというのがみられますが、臆病最速なら16n-1にできるこの配分がきれいなのではないでしょうか。
技について熱風は放射と悩みましたがドランと両熱風が魅力的と思い熱風を選択しましたが重要な場面で外して負けたり冷や冷やする場面が多かったです。残りは草に打点を持てるソラビと相手のドランが辛いのでその対策としてめざ地を入れました。臆病なのでめざ地は急所を引かないとドランは落とせないので注意しましょう。
性格:控えめ
特性:もらい火
持ち物:拘りスカーフ
技:熱風 オーバーヒート 大地の力 ラスターカノン
167-×-126-200-126-129
この構築の要その2。
晴れ下でスカーフでS上げて相手のポケモンをなぎ倒していきます。CSぶっぱなのであまり耐久・技解説はいりませんね。ボルトあたりに電磁波撃たれても後述するクレセリアでトリルしてアタッカーと使えます。控えめスカーフではマニュとそれより上のポケモンは抜けないので注意しましょう。なお臆病であっても意地っ張りスカーフランドは抜けません。
晴れオバヒで大抵のポケモンは沈んでいきますが、晴れオバヒではニンフィア、晴れ下でCが2段階ダウン状態のオバヒではギルガルドに耐えられます。ズキンも耐えてくることがあるので落とせるポケモンと落とせないポケモンを見極める必要があります。
性格:図太い
特性:浮遊
持ち物:オボン
技:凍える風 月の光 どくどく トリックルーム
223-×-176-96-150-120
ドラン方向に飛んでくる格闘技や地面技のクッション役として採用しました。
Hは16n-1にしてSはこご風1回で最速ボルト抜き、残りはB方面に厚く振っています。持ち物はオボンの実で霊や悪技を2回受けれたり安定しますが、ゴツメのほうがガルーラの処理が早くなるので一長一短です。
こご風の採用理由は1回撃てばリザードンが上から熱風の撃てるようになり相手に圧力をかけられるので採用しました。キザンが見えてるパーティでこご風を安易に打ってはいけません。パーティが壊滅してしまうので注意しましょう。
月の光は長く場にとどまってどくどくやこご風を撃てるように採用しました。日照りとの相性もかなりいいです。どくどくはクレセミラーやこご風の打点不足を補うために採用しました。初めて使いましたがサンダー、クレセ、スイクン、トドン、ミロカロスなど撃つ相手は非常に多く便利な技でした。1回撃てば回復してるだけで相手に競り勝てます。最後にトリックルームの採用理由ですが相手のトリックルームを返したり、リザやドランに電磁波を入れられたときにトリルで上を取っていきます。
性格:控えめ
特性:バトルスイッチ
持ち物:食べ残し
技:シャドーボール みがわり ワイドガード キングシールド
161-×-171-112-171-86
クレセだけでガルーラのノーマル技、ランドロスの岩技を受けるのは心もとないと感じたので半減以下に抑えられるギルガルドを採用しました。リザドランがいてもニンフなどを選出してくる相手も多く、また半減とはいえハイボを通されると致命的なのでしっかり受けられるギルガルドを入れたのは正解でした。持ち物は身代わりを最大限に活かす食べ残しです。
控えめでSにある程度振っている上にみがわりを入れたので相手のギルガルドとミラーになったときでも有利に展開することができました。
ラスカを切っているのでノーマルに対する打点はありません。それが原因で最後ガルーラと1対1になり判定勝負になる場面もありました。このギルガルドを選出する時はガルーラをなるべく早く倒すor削るプレイングを心がけましょう。
性格:控えめ
特性:浮遊
持ち物:拘りメガネ
技:悪の波動 流星群 火炎放射 大地の力
168-×-110-194-110-150
ギルガルドとの相性がよく、ここまで辛い悪技の半減と相手のドランに対して有利なことから採用しました。CSぶっぱ火力重視のよくいるサザンなので特筆すべきことはないですな。選出機会はあまり多くありませんでした。基本的にリザドランミラーや滅びと思われるパーティに選出していきます。
性格:陽気
特性:テクニシャン
持ち物:気合の襷
技:タネマシンガン マッハパンチ キノコの胞子 守る
136-182-100-×-80-134
相手のバンギラス、ドリュウズなどをみるために採用したポケモンです。砂パや雨パには積極的に選出していきます。リザドランが苦手な相手を胞子で眠らせて無理やり突破するのに重宝しました。持ち物は行動回数を確保したいので襷です。砂パ相手の時は襷がつぶれないようにプレイングを心がけます。ドリュウズはマッパ1発では落とせませんが、珠ダメが入るor入ってると落ちます。
選出・立ち回り
基本的に先発でリザドラン工火力のごり押し狙っていきます。しかし、1ターン目から両熱風やオバヒでごり押せるのは稀です。
基本的な立ち回りとしては、リザードンがメガ進化守るで晴らした後、ヒードラン側に飛んでくる格闘・地面技をクレセで流して次ターンにこご風で相手のSを避けつつリザ側に飛んでくる岩技やノーマル技を再度ドランを繰り出して受け流し、晴れ下で攻撃というパターンが多かったです。
対ガルーラスタン
相手の初手の選出は大まかに以下の6つのパターンに分けられました。
猫でドランを止めてもう片方がなにかをしてくるパターンです。
ランドロスの場合は雪崩でリザードン、馬鹿力でドランを倒しにくるかもしくはガルを引っ込めた場合はおそらく地震が飛んできます。
ボルトロスの場合はだいたいドラン方向に電磁波を撒いてきます。
立ち回りとしては上で挙げたようにガルランドはリザメガ守るドランバッククレセ、次ターンリザバックドランしてクレセこご風です。リザが引くターンにリザ方向に格闘技が飛んできたときは素直に諦めましょう…。
ガルボルトの場合はドランバッククレセは同じですが、リザは守るにせず強気に熱風を選択していいと思います。熱風が一度決まれば次ターンリザ守るこご風で上を取れるので有利に試合を進められます。
だったら最初から初手リザクレセでいいと思うかもしれませんが、クレセに猫が飛んできてこご風を撃てないので、次のターンも上を取られます。相手が上記の初手や後述する初手ではない場合はリザドランでゴリ押せる可能性が非常に高いor初手が多少不利でも上手く相手の技を半減しつつ隙を作れば相手の上を取れるので初手リザドランは積極的に狙っていいと思います。(ガルーラ側はランドがとんぼすればかなり有利に試合が進むと思います。)
ガルがドランに猫、相手のドランがドラン方向に大地を撃ってくる可能性が高いです。ドランバッククレセは変わりませんがリザはドランにめざ地でいいと思います。
めざ地1回ではドランを倒せませんが、ドランをなるべく早く処理しましょう。
ガルがドランに猫、クレセがトリルを張ってくるパターンが非常に多いです。相手は上から圧力をかけてこないのであまり恐くありません。交代せずにリザは熱風、ドランはオバヒでいいと思います。トリルを張られたらリザ守るドランバッククレセで技を受けて次ターンにリザバックドランでクレセはトリルを返します。
ガルーラ+何か
ガルと炎技が半減で大地を撃てるサザンドラやガルとめざ地を仕込んでいるニンフィア等がこれに該当します。いつものドランバッククレセが安定すると思います。しかしサザンドラはクレセで大地を流しても、悪の波動で縛ってきます。オボンクレセならガルの捨て身と悪波集中でも耐える可能性がありますが、基本的に厳しいです。頑張って立ち回りましょう(投げやり)
ランドロス+何か
ランドとサザンやキザン、ニンフなど相方は様々です。相方がサザンなど不利な場合で無い場合でなくともニンフのハイボやキザンの叩きはクレセにかなりのダメージが入ってしまい受けるのは難しいです。リザードンが守るか熱風撃つか、ドランはクレセに引くか居座るかの択を迫られます。しかし相手としても雪崩を撃つか、地震・馬鹿力を撃つかの2択を迫られている状況です。双方択を外せば壊滅的な被害を受けるので慎重に考えて行動しましょう。
対雨パ
基本的にヒードランの選出はできません。トノルンパが多いですがボルトロスが手動雨をしてくる可能性があるので見極めましょう。
初手リザガッサ、クレセガルドorサザンの選出をしていきます。
相手が初手トノルンパならリザメガ熱風orめざ地でガッサ守るでルンパの襷潰しを回避します。相手のトノがスカーフ雨乞いの場合は次のターントノはガッサに有利なポケモンに交代してきます。胞子で交代してくるポケモンを寝かせるよりは上を取ってきて邪魔なルンパをタネマシンガンで倒した方がいいと思います。リザードンは雨降ってる状況では置物にしかならないのでクレセなどに交代しましょう。
対砂パ
このパーティもドランを選出できません。雨パと同様に初手リザガッサで相手のバンドリをけん制していきます。バンドリ側もバンギはガッサで縛られることは分かっているはずなのでバンギバックマンダをしてくる可能性が高いです。バンギとドリュウズを縛れるガッサを温存して立ち回りましょう。
交代が重要になってくるこのパーティとしては非常に辛いです。初手からドランガルドの並びでどちらかに金縛りが撃たれてもゲンガーを縛れるようにすると動きやすいです。
対叩きパ
エルテラに対しては初手ドランクレセでテラキにラスカを撃ってしてトリルを張っていきます。一方マニュテラですが、これはかなり辛いです。初手はクレセガッサを選出して真っ先にマニュを倒していきます。叩いて雪崩を撃たれるとひるむかどうかになってきます。ひるんだら素直に諦めましょう()
このパーティの苦手なポケモン
立ち回りでも挙げましたがバンドリマンダ等の砂パ、マニューラやサザンドラなどは苦手です。このパーティは悪技が一貫しているので辛い場面がかなりあります。氷、地面と幅広く弱点をついてくるマンムーも辛いですね。グロパンガルーラはクレセがゴツメでないと対処がかなり辛いです。他にも電磁波と挑発の両立をしているボルトはどうあがいても上を取ることが難しいです。
おわりに
リザドラン初めて使いましたが晴れ熱風やオバヒによる高火力は使っててとても気持ちよかったです。熱風を肝心な場面で外してしまうのはどうしようもないので事故だと思って諦めましょう。INCでも同じ構築を使用して23ー6でレート1670くらいでした。リザドランに限らず今後もいろんなパーティを使っていきたいですね。
最後に今回アリーナオフで対戦してくださった方、ここまで構築記事を読んでくれた方々、見づらい部分もあったと思いますが、ありがとうございました。