こーちくおきば

今までに使ったダブルバトルの構築などを置いておく所です Twitter:@MAGMA0803

【VCG2017 WCSレート1900】ギガイアス+ムーランド砂パ【アローラダブル】

S1のWCSレートお疲れ様でした。

最近はVCの記事を書いていたりで、やっとこのブログもサンムーンに追いついたという感じです。

さて今回はギガイアスムーランドを中心とした純粋な砂パーティを組みました。

レート1500から使用して最高レート1920まで上げることができました。

今回使用したのは以下の6体です。

 

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ポケモン持ち物技1技2技3技4特性

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岩雪崩 ヘビーボンバー ワイドガード 守る 砂起こし

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ギガインパクト 嚙み砕く お先にどうぞ 守る 砂かき

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燃え尽きる バークアウト 鬼火 守る 威嚇

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濁流 ムーンフォース 瞑想 守る ミストメイカー

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10万ボルト  ボルトチェンジ 目覚めるパワー(氷) エナジーボール ビーストブースト

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ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木の種 身代わり ビーストブースト

 

~構築経緯~

ギガイアスが砂起こしの特性を得たことから、砂かきで何かいないかな・・・と探すとまずルガルガン目につきましたが、技と耐久がなさ過ぎて却下。

ところがもう1匹特性砂かきがいるではないですか。そうムーランドです。

A種族値も悪くなく、しかも耐久や技の豊富さはルガルガンより上でギガイアスと弱点も被っていなく、お先にどうぞも使える・・・これは強いということでギガイアスムーランドを中心に構築を組み上げました。

 

~個別解説~

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ギガイアス

実数値:192-205-150-×-101-27

努力値:H252/A252/D4

特性:砂起こし

性格:勇敢

持ち物弱点保険

:岩雪崩/ヘビーボンバー/ワイドガード/守る

 

天候要員かつこのパーティの要その1です。元々Sが遅いのでトリックルーム対策としても活躍してくれました。砂選出の際は初手でムーランドと一緒に選出して暴れます。

持ち物は弱点保険。これがムーランドと組み合わせる時の最強の持ち物だと思います。物理耐久はもともと高い上に天候によって特殊耐久も上がります。地面Zや眼鏡ハイドロポンプでない限り、大抵の攻撃は1発耐えます。テッカグヤが不用意に撃ってきたヘビーボンバーで弱点保険が発動し、そのままお先にどうぞ岩雪崩でイージーウィンできた試合がかなりありました。

 

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ムーランド

実数値:175-178-110-×-110-118

努力値:H116/A252/S140

特性:砂かき

性格:意地っ張り

持ち物:ノーマルZ

ギガインパクト/噛み砕く/お先にどうぞ/守る

 

天候によるS上昇からお先にどうぞが使えるのはドレディアだけではありません。砂下でのメインアタッカーでこの構築の要その2です。ギガインパクトをベースにしたZ技で相手の頭数を減らし、その後はお先にどうぞ岩雪崩するなりギガインパクトするなりします。

素のギガインパクトもタイプ一致で火力が高く、カプ・コケコを一撃で倒せるほどです。反動についてですが、そこまで気になりませんでした。放置してくれれば、またギガインパクトが撃てますし、ムーランドを狙ってきても耐久がかなりあるのでZ技や弱点を突かれない限り、集中しないと落ちません。その間に隣が自由に動けます。

技はガラガラに打点がないのが嫌で噛み砕くにしていますが炎のキバでもいいと思います。HPも霰のダメージが最小になるように16n-1にしていますが、天候を変えられた際にもう少し早く動けるようにSに割いてもいいかもしれません。

 

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ウインディ

実数値:196-×-101-121-101-161

努力値:H244/B4/C4/D4/S252

特性:威嚇

性格:臆病

持ち物:マゴの実

:燃え尽きる/バークアウト/鬼火/守る

 

カミツルギが重いため威嚇枠としてウインディを採用しました。この構築では受け出しする場面が多く、物理型で採用したときに使いづらいと感じたことからサポート型として採用しました。

物理相手には鬼火をまき散らして威嚇を繰り返し使い、トリトドンやレヒレが出てきた場合は燃え尽きるで弱点を消し、バークアウトで相手の火力を削いでいきます。

マゴの実は上手く発動できるかどうか不安だったのですが、鬼火やバークアウトのおかげで結構楽に発動することができました。

レヒレと鬼火の相性が悪いですが、威嚇で物理耐久を上げつつレヒレやテッカグヤで積ませる展開ができたので、この型で採用して正解だったと思います。

 

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カプ・レヒレ

実数値:175-×-165-116-165-110

努力値:H236/B116/C4/D116/S36

特性:ミストメイカー

性格:図太い

持ち物:オボンの実

:濁流/ムーンフォース/瞑想/守る

 

もともとこの枠は威嚇に強くて水の一貫性を切れるミロカロスでしたが、レヒレの増加によりミロカロスでは打点がないためレヒレを採用することにしました。

眼鏡レヒレに対して強いのは瞑想だろうということで瞑想型にしました。努力値配分はHP実数値が16n-1になるようにして防御実数値を11nに。相手の眼鏡レヒレに先制で瞑想を積めるように最低限Sに振りつつ、残りを特攻と特防に振り分けました。

相手の配分にもよりますが、オボン込みで攻撃が1段階下がったウインディの珠フレアドライブワイルドボルトガブリアスの地面Zを耐えたのには驚きました。特防は瞑想で上がるので、もっと物理方面に耐久を割いてもいいかもしれません。

 

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デンジュモク

実数値:159-×-91-247-91-135

努力値:H4/C252/S252

特性:ビーストブースト

性格:控えめ

持ち物:拘りスカーフ

:10万ボルト/ボルトチェンジ/目覚めるパワー(氷)/エナジーボール

 

レヒレがいるとは言ってもやっぱり水の一貫性があるため、高速で水タイプを処理するためにデンジュモクを採用しました。実数値HP175-D151(努力値H236-D4)のレヒレなら10万ボルトで68%で倒せます。眼鏡カプ・コケコとどっちでもいい感じはしますが、技の豊富さと居座った時の火力の高さからデンジュモクにしました。

先発で出した際の役目はボルトチェンジでサイクルを回しつつ、削り役として立ち回ります。後発や後半削れたところに出して10万ボルトで掃除していきます。

ガブリアスを処理するためにめざ氷を採用していますが、読まれやすいので初手で撃つ際は注意です。チョッキやスカーフガブリアスにも弱いです。ただし、威嚇さえ入れてれば地震も一発耐えます。

削られているとウインディの神速で縛られるので、初手で出した場合はなるべくHPが削られないようにしたいところです。

 

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テッカグヤ

実数値:203-122-132-114-143-97

努力値:H244/A4/B68/D68/S124

特性:ビーストブースト

性格:慎重

持ち物:食べ残し

:ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/身代わり

 

ここまで地面が一貫しているので耐久があり、ガブリアスなどの地面に強いテッカグヤを採用しました。基本的に後ろにから出して受け出ししつつ積ませることを狙います。

性格が慎重なので上手くビーストブーストを発動させれば後ろから出てくるカプ・コケコにも殴り勝つことができます。できれば守るを採用したかったのですが、カミツルギを処理することやテッカグヤミラーを考慮し、守るを切って火炎放射を採用しました。

努力値配分はS4カプ・ブルルを抜けるように振りつつ、特防を実数値11nになるようにしてHPは奇数になるようにして残りを攻撃と防御に振り分けました。

 

 

~基本選出~

砂選出

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相手の構築にカミツルギがいる場合はなるべくウインディを選出します。地面の一貫を切るならテッカグヤやカプ・レヒレを選出するなど相手の構築によって相手の後発のポケモンを変えます。

基本的に初手Z技で相手の頭数を減らしていきます。相手の後続のポケモンを考えつつ守るや半減で受けられないようにしてZ技を撃ちます。万が一守るをされても次のターンでギガインパクトを撃てば1匹は確実に処理できます。

 

対レヒレカミツルギウインディ構築の選出

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初手のカミツルギやウインディを想定してウインディの威嚇を入れつつデンジュモクで相手の先発レヒレに負担をかけていきます。基本的にデンジュモクさえ残っていればレヒレはいつでも処理できるので、まずウインディやカミツルギを削りにいきます。

ボルトチェンジでサイクルを回しながら有利対面に持っていきつつ、デンジュモクの技圏内までHPを削るように立ち回ります。

 

コータスドレディアトリックルーム構築の選出

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状態異常対策や相手の火力を削ぐために初手ウインディレヒレの並びでいきます。トリックルームの場合はウインディギガイアスを交代して2度目のトリックルームをさせないようにしつつ、トリル下で殴ります。トリルが切れたところでムーランドの高火力やテッカグヤで積ませる展開を狙っていきます。

コータスドレディアの場合は相手の草Zや交代によるフィールド書き換えに注意しつつ、まず相手のドレディアを処理するように立ち回ります。

 

 

~この構築の弱点~

初手を威嚇と鋼タイプで固められると砂選出(ギガイアスムーランド)の技の通りが悪いので不利です。特に刺さるのがカミツルギ。技の範囲が広くギガイアスムーランド、レヒレに弱点を突いてくるため、威嚇を上手く入れて早めに処理をしないと全抜きされる恐れがあります。全体的に地面技の通りがいいので、地面Zなどで早めに主軸であるギガイアスムーランドのどちらかを処理してしまうのも特に有効です。地面技の一貫を切る場合はテッカグヤを選出しなければならないので、ムーランドで早々に倒されないように、後半にカプ・コケコを出すのも刺さります。

 

~終わりに~

以上、ギガイアスムーランドの構築記事でした。

まだまだ改良できそうな要素はかなりあるのですが、恐らくもう使わないので公開しました。ノーマルZなど結構所見殺しの側面も強いです。カミツルギに強くしようとすると地面の一貫が強くなってしまったりするのでなかなか取り巻きが難しかったですが、一応は目標であるレート1900まで乗せることができました。厳しいポケモンも多いですが、選出と立ち回りによってはレートでも十分勝てると思います。

見辛い部分もあったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

レンタルチームでも使えるようにこの構築のQRコードのページを張っておきます

 

 

3ds-sp.pokemon-gl.com

 

 

 

最高・最終レート1920 76位

1/14ウェルカムフェスタ本気を出すバトル6-0